独身会社員時代には見えなかった世界

 

おはようございます。みゆきです。

9歳と6歳の息子ふたりを育てています。

 

昨日、小学校について書きました。

 

学校は営利団体ではなく、

親切でもないし気も利かない。

 

そう書いたんですが、その理由となったこと。

 

 

長男が小の時、

学校で鍵盤ハーモニカを買ったんです。

6千円弱。

まぁまぁのお値段ですが、ネットで調べても同じような金額だし、

まして学校で買えるモデルはほかのモデルより

若干良いグレードであると書かれているし、

封筒にお金を入れて買いました。

 

長男が小の年に次男が小になって、

からはリコーダーも始まりました。

これも封筒にお金を入れて買いました。

 

『リコーダーが始まったということは、

鍵盤ハーモニカはもう使わないのかな?』

 

と思い、長男に聞いてみたら、

 

「多分使わない。」

 

と言うので、次男の鍵盤ハーモニカを買うのをやめたんです。

まだきれいだし、あんなもん余計にあったってしかたないじゃん。

 

 

そしたら学期になって、

 

「やっぱり鍵盤ハーモニカ使う。」

 

と長男が言うんです。

 

『おっとっと』となって、

もう1台買うべきか、わからんくなったんですよ。

 

だから学校に電話したんです。

 

『鍵盤ハーモニカ、いつまでどんな頻度で使いますか?』

 

 

別に必要なら台買うのはいいけど、

台で済むなら済ませたいし、

お互いが貸し借りして済む頻度なら1台で済ませるし、

それじゃあ済まない頻度なら買うしって。

 

 

学校に電話をして、小長男の担任の先生は不在で、

電話口の方が要件を聞いてこられたので答えたんです。

 

そうしたらその方はご存じなかったんです。

 

ということでその方が、

音楽の先生に聞いてくれて(小からは音楽は選任の先生)

その後年生の担任に聞いてくれて(小は音楽も担任の先生)

もうよくわからん状態に。

 

 

要は鍵盤ハーモニカは年生までまぁまぁ使うから、

台買ってください。

ということなんですが、

 

情報がまとまった後も、

 

「買ってください」

とはストレートに言えない公立小学校の先生が、

 

「貸し出しもできますし~・・・」

 

などとまたわかりにくい情報を入れてくるので、

もうとにかくわかりにくくて困ったって話なんです。

 

 

一瞬『イラッ・・・』と・・・

 

と思いきや、

 

いやいや、いやいや、お客さんじゃないし。

イライラするとこじゃないよね。

 

お門違いも甚だしい。

 

とすぐに気づいたんですが、

 

こういう公共サービスとの接点て、

独身会社員時代って

ほぼなくなかったですか?

 

というのが今日言いたいことだったのです。

 

前置きなっが・・・

 

 

 

子供が生まれた途端、

急に区役所などの公共サービスを使うことが増えました。

 

独身時代、

たまに区役所や市役所へ行くと、

待ち時間の長さや、

職員さんの要領を得ない感じとか、

イライラしてた、そういえば。

 

 

「効率わるっ・・・!」

 

とか思ってた。

 

 

長い営業職時代、

『打てば響く』で名を馳せた私(馳せてない)。

 

『意を汲み取る』

に必死になりすぎて、回りにもそれを求める節が多々見られました。

 

 

しかしいまならわかる。

 

営利団体ではないこととか、

お客さんではないこととか。

 

 

営利団体としか接点がなかった独身会社員時代。

 

当時自分がいた『面』とは

違う『面』が実はたくさんあり、

その『面』での常識や文化があるということ。

 

 

それこそ当時の私は、

 

世の中はカネで動いてるんじゃ~!

 

と心底信じていた子供だったので、

営利団体ばかりの『面』が

『A面』だと思っていました。

 

いやいやしかし、

他の『面』なくして『営利面』は存在しえないし、

それまで見えていなかった

平日昼間の街とか、

そんな『面』の存在を知った今、

 

無限にあるであろう他の『面』にも敬意を持たねばと思うわけです。

 

むしろ『営利面』がつまらなくも感じてきた

40代半ばの今日この頃。

 

 

最終的には、年を取ったって話。

うん、そう。

 

あの嵩張る鍵盤ハーモニカが

台あるって話。

 

小学生は結構スペースをとる、

って話。

 

 

 

#四十路

 

#鍵盤ハーモニカ

 

#小学校

 

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お忙しいところすみません。。

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