おはようございます。みゆきです。
最初に気づいたのは長男のお友達でした。
少し前に一緒に遊んだとき、彼らを見守りながら気づきました。
「そっち行かないで~。
はい、戻って戻って~。」
私が子供たちにそう声をかけると、
「ごめんなさ~い。」
「それはちょっと危ないからやめようか。」
と声をかけると、
「ごめんなさ~い。」
「上着を着てくださ~い。」
と声をかけると
「ごめんなさ~い。」
なんか妙に「ごめんなさい」を連発するのね?
と思い、
その子の親に聞いてみました。
すると、
「いやさ、そうなのよ。
なんかさ、学校の先生に褒められたみたい。
ごめんなさいがちゃんと言えて偉いねって。
どうもそれ以来、とにかく言うんだよね。
でもとりあえず言っときゃいい、って思ってるのがわかるんだよね~」
なるほど、なんて思っていたら、
「ごめんなさ~い。」
長男が言い始めました。
「ちょっとそこどいてくれる?」
「ごめんなさ~い。」
「ご飯だからテーブル片付けて~」
「ごめんなさ~い。」
「靴下履いて~」
「ごめんなさ~い。」
・・・言い方にも、なんというか、
媚びというか、
『これ言っておけば大人は喜ぶんでしょ?』
みたいなのが感じられるというか、
それまで彼が言っていた「ごめんなさい」とは明らかにトーンが違うわけですよ。
そしてなんでそんなに「ごめなさい」ばかり言うのか
理由を聞いてみると、
先生に言われたから。
なにか悪いことをしたときに、すぐに「ごめんなさい」を言えるのが
とても大事だと教わったと。
うん、まぁ、先生は別に間違ったことは教えてないよね。
確かに「ごめんなさい」は大事。
しかし連発されるとなんか、妙な気分になります。
うーん・・・確かに「ごめんなさい」をすぐに言えることは大事だけど、
やっぱり必要ないときにまで言うのは違うかな、
ということで、
「言う必要ないときには言わなくていいんだよ。」
と正したら、
すぐに元通りになりました。
もともと長男は、結構しつこく教えたためか、
そういう性格なのか、
謝る必要のあるときには謝りたくなくても「ごめんなさい」は言えるタイプでした。
今回思ったこと①
良いことだけど、とにかく先生の影響は大きい
月1くらいの授業参観と面談のときくらいしか接したことはないものの、
普通に良い先生なので心配はしてないけど、
とにかく先生の子供に対する影響力ってすごく大きいのだなと再確認。
『子供に教える』を専門とする人なのだなと。
今回思ったこと②
「ごめんなさい」とは?
長男が「ごめんなさい」を必要以上に言い始めたとき、
じゃあ本当に言うべきときはいつなんだろうかと考えました。
謝罪はおそらく、自分の非を認めるということで、
自分の言動が間違っていたことを認めるという意思表示でもあるのよなと。
大人になるともう少し複雑な謝罪というのもあるかもしれないけど、
少なくとも子供のうちはそういうことだと思いました。
でもこれって『自己否定』の一種で、
訓練が必要なことだよなと。
『自分』という人間やアイデンティティ自体は否定する必要なくて、
言動だけを切り取って否定して、修正して、
それをまた『自分』にインストールし直すこと、
そしてそれを相手に示すのが
きっと『謝罪』なのだろうなと、
改めて考える機会になりました。
大人でも謝るのが苦手な人がいるくらいなので、
子供にも練習の必要な技術だと思いました。
だから次男はよく、
「ごめんなさい」を言うような事態のとき、
「じゃあもう次男くんしんじゃっていいのね!?」
とか言うのだと思います。
言動だけを切り取って修正する、
というところを言葉で説明しているのですが
いまいちわかりにくいようなので、
今度は絵に書いて説明しようかなと考えています。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
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