おはようございます。みゆきです。
10歳と7歳の息子ふたりを育てています。
長男が高学年になり、
回りの子供たちの進学や進路の話が耳に入ってきます。
中学受験するとか、私立に行くとか。
いや～、もううちはね、
『中学受験は親の受験』
という現実を知った時点で
早々に撤退しました。
長男は割と受験したそうですが、
（回りにたくさんいるから）
ちょっと親が無理なのでお茶を濁しています。
勉強なんてもうちょっと大きくなってから
自分ですればよろし、という方針です。
23区内に住む我が家なのですが、
私自身は横浜出身、夫も千葉出身。
都内の教育熱はやっぱり異常。
中学受験も塾もかなり一般的なので、
焦ると言えば焦る。
しかししかし、うちの地域、公立中学校も普通に優秀なのです。
だからいまは迷いなし。
普通に公立に進んでもらい、
受験は高校でお願いします。
私自身も、公立中学校から公立高校へ
普通に進学した人です。
（30年前ね！）
横浜でのほほんと育ち、
回りの子と同じ公立中学校へ進み、
（中学受験する子なんて学年にひとりかふたり…）
中２から勉強が楽しくなりました。
学年で1位とか2位とかのテストの成績をとるようになり、
教科によって敵なしでした。
そして、高校は学区でいちばん上の公立A高校へ進学。
進学してビックリ。
私より勉強ができる子がゴロゴロいて、
私は至って普通でした。
そしてA高校の生徒は、
A高校近隣にある、同じ名前のA中学校（公立）の子たちが
8割を占めていました。
つまり、
同じ公立中学校でも、学力に差があるのだなと。
知らなかった。全然知らなかった。
そしてそしてね、私が実際に感じた、
低学力の（中）学校と、
高学力の（高等）学校との、
偏差値以外の違い。
親になるとよくわかる。
それは、イコール学力であり、
スポーツであり、
人生そのものだったりすると
思うのですよ。
なんだと思う？
それはね、
頑張ってることがダサくない。
ということ。
中学時代、
『頑張って勉強をしている』
と言うとバカにされたし、
とはいえ毎回のように１位だった私は
勉強してないのにできるのか、
勉強してるからできるのか、
どっちにしても煙たがられてたし、
部活にしても、
『頑張る』ところまで行くまでが長かった。
いつもヘラヘラしている子がスクールカースト上位で、
私は『ガリ勉』枠でした。
からかわれる前に自虐的なことを言う子がたくさんいたし、
同調圧力も強かったと思います。
一方のA高校では、
『俺は〇時まで勉強した』
と頑張った合戦していたし、
「英語のテストの点数、勝負しようぜ。」
と言われたし、
「負けたー、クソー！！！」
とも、
「やったー！！！勝ったー！！！」
とも言われたし、
部活も最初から健康的に真剣でびっくりしました。
『みんな違ってみんないい』
までは行っていなかったものの、
違う子には近寄らない文化で
みんながそれぞれ自分のことに頑張っていました。
そしてそれを隠さなかった。
頑張ることがカッコ悪いという文化が、
子供の世界のどこかにあるのでしょう。
長男の回りの子たちに、既に感じます。
茶化して、わざとふざけて、
失敗することを最初から防ぐ素振り。
それは失敗ではなく、
ただの経験でありデータだと、
経験なくして成長もないと、
息子たちには再三言い聞かせます。
そうすると必ず夫が口をはさみます。
夫「またパパの好きなフレーズ言おうか？」
私「お！来るよ、本田が来るよ。」
息子たち「けっかにとらわれるな！
せいちょうにとらわれろ！」
そうそう、本田さすが。
回りの友達が
大人の真剣さを笑い飛ばしているのを見ると
つい『カッコいい』と思ってしまう年頃。
そういう『悪さ』に引かれる気持ちも幼さもわかるので
それ自体を否定することは言わないけど、
呪文のように唱えます。
本田選手のフレーズ。
ふざけたまま、
目先の楽しさばかりに気を取られていると、
ある日突然回りが真剣に頑張っていることに気づいて
慌てて逃げだしたり、
頑張り方がわからなかったりするだろうから。
本田選手、ありがとう！！！
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。
