おはようございます。みゆきです。
10歳と8歳の息子ふたりを育てています。
久々の、何の予定もない日曜日。
子供たちも、久しぶりに思い切りゲームができる日。
大人も、気兼ねなくダラダラできる日。
は～・・・平和。
・・・の、はずだったんだけどな～汗汗汗
姉の会社の福利厚生でたまたまもらったグルメカード。
こんな日曜日のランチに使おうと夫と相談。
「そういえばこの前、長男クンが『てんや』に行きたいって言ってたよね。
行こうか。」
「いいね、いいね。」
「でも混みそうだから、11時過ぎには家を出たいね。」
「そうだね。」
10時過ぎから子供たちに声をかけます。
今日は『てんや』でお昼ご飯を食べよう。
11時過ぎに出るよ。
「えー、やだ。
おれいかない。」
やっぱりきた。
食べることに興味がなく、
行ったことない場所に行きたがらない次男。
初っ端の拒否。
これは想定内だもんね～、楽勝楽勝。
しつこく誘うより、
5分おきくらいに
「いこう」
と声をかけるのがコツです。
いよいよ11時過ぎ。
「いいよもう！次男クンは行かなくていいよ！
公園で遊んで待ってなよ！」
夫、台無し。
「わかった！怒
こーえんでまってるからね！」
ほら～、次男も怒っちゃった。
長男も珍しくゴロゴロしたまま
なかなか起き上がらない。
もー！！！
ボールを持って公園へ行く素振りのまま、
なんとか４人で家を出ます。
「じゃあ！オレこーえんいくから！」
交差点でひとり別の道を行こうとする次男を、
黙って３人で待つこと数分。
ちゃんと機嫌を直して戻ってきた次男。
「えらいじゃん。
気持ちの切り替え、できたじゃん。」
ふふん♪とすっかりご機嫌の次男。
ヨシヨシ。
順調に歩を進め、
途中で次男が何かを拾う。
子供ってほんとすぐなんでも拾う。
お札を模した、
厚紙のDMというかクーポン券のようなもの。
ああ、ポストに投函されてたのを見たことあるね。
汚くない？持って帰るの？えー・・・
「なにそれ？」
横から長男が覗きます。
「ダメ！おれの！」
「みせて！」
「ダメー！」
拗ねる長男。
えーーー・・・これで拗ねる～？
ちょっと想定外。
長男はご飯大好きなので、ご機嫌だと油断していた。
夫はスマホゲームに夢中。
だんだんとわざと遅れ始める長男。
私たちの数十メートル後ろをノロノロと付いてくる。
うーん・・・暗雲？
「ちょっともう夫クン、ゲームおしまい！」
「あ、はいはい（笑）」
もうすぐ『てんや』に着く。
長男は遅れてはいるもののついてきている。
あ、あれ？『てんや』がもしやもう混んでる？
「ちょっとおれ見てくるよ！」
と夫が走る。
振り返ると、
長男、いない。。
見知った場所なので、
いざとなればひとりで家まで帰れるだろうし、
迷子になることはないけど、
あー・・・もう・・・
どこへ行ったのか長男。
『てんや』も混んでいて無理そうだし、
持ち帰りすら無理そうだし、
長男はいないし。
と、交差点で途方に暮れる親子３人。
「『てんや』に行くだけだったのにね・・・（苦笑）」
「ね・・・予想以上の難易度だったね（笑）」
夫と笑うしかできない。
帰ろうか・・・
・・・！あ！いた！長男！いた！
こちらへ走ってくる長男。
どこ行ってたの！？
「あ、あたまがいたい・・・」
は・・・はあああ？？？頭？
なんで急に？？？
「ゲームしてた時から痛かった・・・」
へ？？？
「あたまが・・・い゛ー・・・いたいー・・・」
熱は無さそうだけど、
あー・・・もうとにかく帰ろう。
お腹を空かせた３人と、
頭が痛い10歳児。
相変わらず長男にちょっかいをかけたい次男と、
まだしつこくスマホゲームをしようとする夫と、
あ゛ー・・・くっそ・・・
『てんや』で天丼を食べたかっただけなのに。
おねえちゃんにもらったグルメカードでぇぇぇ
怒ろうにも、長男は頭が痛くてそれどころじゃないし、
一体どういう展開なのか。
なんとか家にたどり着く。
『てんや』まで行って帰ってきただけ。
なんの進展もなく収穫もない。
お腹空いてるし。
は～・・・
頭が痛いと言う長男を寝かせ、
しばし放心。
作らずに済むはずだった今日のお昼ご飯。
この気持ちを奮い立たせて献立を考えて作るのか。
はたまた買ってくるのか。
買ってくるにしても面倒だし、いずれにしてもものすごく面倒。
あー、今日は何も考えずに天丼を食べるつもり満々だったのに。
あー・・・
大した続きはないけど
長くなりそうなので明日に続けます。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。
