鈍感な夫に大切にされた私

 

こんにちは。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

 

Amazon Prime会員の私。

我が家ではPS4を使って、

Amazon Videoをかなり見ています。

 

Amazon Videoでは、子供系はもちろん、

大人が楽しめるコンテンツもたんまりあります。

私は育休中に、海外ドラマの【ゴシップ・ガール】全6シーズンを制覇しました。

(ものすごい量でした・・・)

そして夫が見ているの海外ドラマが・・・

【ウォーキング・デッド】
というもの。

いわゆる、ゾンビもの?

んー・・・

私にとっては、検索さえしたくないものです。

ゾンビものでさえ、そもそも、

なにが面白いのか1ミリもわからないし、

やっぱり怖いし、気持ち悪いし、

びっくりして心臓がドキッとなる瞬間が多すぎて、

もうとにかく本当に、あれを見たいと思う人がいるのが

一切理解できないんですね。

 

プラス、プラスで!

この【ウォーキング・デッド】というドラマでは、

人間同士の残酷なシーン、サディスティックなシーンも

それはそれは、たくさん出てくるんですね。

すべてひっくるめて、私にとっては、

心の底から嫌いなドラマなんです。

こんなに嫌いなもの、

滅多にないくらい、嫌いなんですね。

しかし!

夫を含めて、他人の好きなものに口を出す資格はないし、

夫も好きでひとりで見ているだけです。

私に見ろと強制しているわけでもありません。

それを見るなと言うのはやっぱり違うよな、と思い、

ずっと我慢していました。

でももう、一瞬でも目に入るのも、

耳に入るのも、嫌なんです。

もちろん、ドラマなんで、

恋愛とか友情とか、家族愛とか、

残酷な部分以外の要素も含まれているんでしょうが、

それにしても、

ゾンビさんたちの、

『ギィィエエエェェィィィシャアアアァァァ・・・』

みたいな声や、

残酷なシーンでの被害者の悲鳴とか、

これから残酷で痛いシーンが来るという期待を煽るような場面とか、

ちょっとでも目にしたり耳にしたりすると、

次の日までまぶたの裏に映像がちらついたり、

気色悪い音が耳に残って、

とにかく次の日は気分が悪いんです。

そしてそれをずーっとテレビで見ている

夫のことさえ

干気持ち悪く感じてしまうほどに、

【ウォーキング・デッド】というドラマは

私の神経をことごとく逆なでするんです。

なので意を決して、夫にお願いしてみました。


「こういう理由で、大変申し訳ないのだが、

【ウォーキング・デッド】はどうにか、

私のいないところで見てもらえないだろうか」

そしたら夫は、すんなり応じてくれました。

私のいない日まで待って、見てくれるとのこと。

とても嬉しかったし、安心しました。

夫にちゃんと、大切に思われているんだと、実感できました。

さて、そもそもなぜ、夫がこんな

怖くて残酷でサディスティックなドラマが見れるのか、

そして好きなのか、と言うと・・・

ちゃんと理由があるんだと、気づいたんです。

例えば、【雷】のような複雑な音。

私の耳には、

「ピシャ、ドーン!シャッ」

と聞こえるとします。

しかし夫のような成人男性には、

「ドーン!」

としか聞こえないそうです。

女性と子供には聞こえる、

「ピシャ」「シャッ」の部分が、聞こえないんだそうです。

そしてそれは、例のアレですね。

【DNA】の仕業です。

成人男性はずっと、家である洞窟を出て、

何日も野原をさまよって狩りをして獲物を洞窟へ持ち帰る、

というミッションがありました。

そんな彼らが、微妙で複雑な音にいちいち怯えていては、

狩りに出発することすらできません。

そのため彼らは、ある程度音に鈍感になるように順応したそうです。

なので男の子も、大きくなるにつれてだんだんと、

雷の聞こえ方が変わり、

小さいころほど怖いと思わなくなるんだそうです。

もちろん、個人差は大いにあるんでしょうが。

 

話を戻しますと、うちの夫は鈍感に順応したせいで、

ゾンビの声もそこまでオドロオドロシイ音には聞こえないし、

残酷なシーンでも被害者に共感することもなく、

悲鳴を聞いても動揺することもなく、

エンターテインメントとして【ウォーキング・デッド】を楽しめるんですね。

返って彼にしたら、

ちょうどいい刺激なのかもしれません。

しかしそれは私の目、耳、脳にとっては、

受け付けられない類の刺激でした。

そしてそれは、今となってはどっちが良いも悪いもなく、

ただ【違う】というだけなので、

お互いができるだけ尊重しあえればいい、

というそれだけで、

【鈍感】に順応してきた夫に、

それなりに尊重してもらった、

という話でした。

 

 

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