誠に僭越ながら、院卒の新卒の方の面接をさせていただきました。
上司からは、うちの会社でやって行けそうか、いまのクライアントにフィットするか、
雰囲気で良いから見て欲しいと言われました。
前もってレジュメを見させていただくと、ま~それはそれは、立派な内容でした。
①生い立ちからグローバル
関東の郊外でサラリーマンの父と専業主婦の母、という
【純国産】を絵に描いたような生い立ちの私とは、
もう生まれた時点で別世界。
台湾で生まれて、でも日本語ネイティブで、インタナショナルスクールで、
アメリカで大学院まで出て、いろんな国でインターンして、っていう方、
うちの会社にはよくいる「国籍どこで、出身どこ?」みたいなタイプなんですが、
なんかそういう、もう張り合う気すら湧かない(張り合うのかよ!)タイプでした。
国境をまたぎながら育つことって大変なこともあるんでしょうが、
でもなんか育つ過程で既にトリリンガルって、やっぱりなんか羨ましいです。
②見た目、超かわいい
もうなんか見た瞬間に、
「あー…どんだけ持ってんだよwww」
って思いました。
華奢なスタイルにキレイな髪、大きな目に小さな顔。
…いいなぁ~…
③こんな娘が欲しいわ~
多分、良いご両親なんだと見受けました。
一見柔らかい印象なんですが、きちんと人の目を見て話す、
芯がありそうな方でした。
家にお金があるとかないとかとは関係ない、【育ちの良さ】を感じました。
ちゃんと愛され、良い環境を与えられて、可愛がられて、厳しくもされて育ったのだな~、
と母親目線でした。
④でも、私が彼女の親だったらどう思うかな
自分の仕事や職種って、自分がやっているからこその偏見てないですか?
私はあるんです。
広告代理店て、やっぱりあくまで『代理』なので、
仕事の実態があるようでないというか、価格設定も曖昧だし、
普通の仕事ではあるけども、立派な仕事ではないという認識なんですよね。
私にとったら、私の学歴(米大学中退)では頑張って潜り込んだ会社です。
でも、たまに京都大学出てる人とかがいたりして、
そういう人は社内でも『間違って入っちゃった?』とか思われたりして、
ん―…つまり、
私の好みと偏見だけで言うと、息子たちには広告代理店には入って欲しくないかな。
いや、ま~、将来彼らが広告代理店で働くと言ったら別に積極的に反対はしませんが、
意見を聞かれたならば反対するかな、と。
だからと言って、特にこんな仕事をして欲しい、という希望は無くて、
本人たちが幸せで、法律に抵触しない職業ならなんでも応援するつもりですが、
今回の超若者との接触で、なんとなく思いついた次第です。
当の面接に来ていただいた彼女は、
社会人経験ゼロなので拙い部分もたくさんありましたが、
『とにかくいろいろ経験したいんです』というエネルギーと素直な姿勢が伝わりました。
そもそも外資系においてはトリリンガルというだけで結構重宝がられるので、
先方が受けてくださるならぜひ、と人事の方に伝えておきました。
私が退社する前に入社してくれたら、若者と触れ合いたいですwww
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。