こんにちは、ワーキングマザー・サバイバルのみゆき(@miyuki_thewm)です。
息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。
過去の自分もそうだし、回りのママ友の愚痴を聞いても、いつも出てくるのがこの文句。
夫は頼んだことはやってくれないで、頼んでないことをやる。
しかもこちらが望んでいない方法で。
ちょっと子供と遊んでて、と頼んだのに子供そっちのけで掃除していたり、
お風呂を掃除してと頼むと、没頭して2時間掃除してたり、
ゴミ捨てを頼むとゴミ箱のレイアウト変更を提案してきたり、
今日大変だったことを愚痴ると、「で?」と余計な相槌が返ってくるだけ。
なんか子供が生まれるとさらに、夫にはなかなか言葉が通じないな、と私は思いました。
相手が女性なら、同僚でも言いたいことが言いたい温度で伝わるのに、
どうしてこんなに毎日一緒にいるのに通じないんだろう、と一時思い悩みました。
『男性と女性は違う生き物』とは言うけど、
言葉で説明してもここまで通じないのは、やっぱり相手(夫)が意地悪しているとしか思えない、
と思っていた時期もありました。
でも違ったんですね、やっぱり。
意地悪しているわけじゃないんですよね。
彼ら(夫)としても、私たちの言いたいこと、して欲しいことがわからないだけなんですよね。
そして決して、わかりたくないとは思っていないんですね。
ただ、積極的にわかりたいと思っているかどうかは、半々でしょうか。。
うちの夫は、別に積極的にわかりたいとは思っていなかったと思います。
私がわかってほしかったから、『じゃあそれなら・・・』という感じでした。
そして私なりに経験から導き出した、『夫』語のコツがこちらになります。
①愚痴を聞いて、共感してほしいときは、返してほしい反応を具体的に指示する
特に育休中などは、まともに話をする唯一の大人が夫であることが多いので、
夫が帰ってきたら愚痴を聞いてほしい、そして心から「大変だったね」と言ってほしい。
それだけでまたもう1日がんばれるような気がする、と思っていました。
ですがそういう時、帰宅した夫にただその日大変だった状況を説明しても、
「へー・・・今日のご飯なに?」
と心のこもらない相槌で流されて、さらにイライラするだけです。
そんなときはまず、愚痴を言う前に、
「今日は大変だったので、何が大変だったか黙って聞いてください。
そんで話し終わったら、『大変だったね』と心をこめて言いながら、頭をなでてください。」
と具体的にお願いしましょう。
このとき、できるだけ冷静にお願いするのがベターです。
変に照れたりすると、夫は自分の願望も手伝ってH方向に進んでしまうことがあります。
別にH方向を望んでいないなら、冷静に、言葉ではっきりと言いましょう。
最初は夫もびっくりしますが、予想以上にすんなりと、望んだ反応が得られます。
こういう場合、愚痴を言う相手が女性だと、何も説明しなくても
多少オーバーリアクションで「大変だったねぇ~!!!」と反応してくれてこちらは癒されます。
ですが夫相手の場合は、ちゃんと説明しないと、望んだものは得られません。
そしてちゃんと説明さえすれば、女性相手の場合とは違う癒しが得られると思います。
人は意外に普段、ストレートな言葉で話しません。
こちらの希望を伝える場合、言葉でない方法(ジェスチャーやため息など)で伝えたり、間接的に伝えたりしているものです。
ですが、ストレートに「助けてください」とお願いされて
助けない人は、滅多にいません。
夫婦という毎日一緒にいる子育ての戦友には、に戦時中には
「助けてください」
「抱きしめてください」
「手をつないでください」
「私を大事にしてください」
と冷静に目を見て伝えると、そのままストレートに伝わり、
結束を強めることができる場合が多いと思います。
②ケンカのときは、できるだけ子供のような暴言を使う
夫婦喧嘩は犬も喰いません。
やっぱりこれは至言だと思います。
よっぽどの場合を除いて、しょせん仲直りが前提のケンカです。
それならより、仲直りが簡単な方法でケンカできたほうがベターではあります。
私がよくケンカのときに言ってしまうのが、
「そうやっていつもいつも、あなたは〇〇なんだから!」
私たちを無視して夫がちょっとゲームでもしてしまうと、
同じような状況が過去にもあった、あの時も!あの時も!となってしまい、
「いっつもいっつもー!」と思考が飛躍してしまうんですよね。
男性はこれを言われるとまず、「また女特有のアレだ」と
シャットアウトしてしまい、こちらの言うことに聞く耳を持たなくなってしまいます。
そんなときは、とにかくこちらが怒っているということが伝わることが第一ですので、
小学生が使うような罵声がいちばん効果的だと気づきました。
たとえば
「オタンコナス!」
「うんこ野郎!」
「あんぽんたん!」
「クソ!」
「うんち!」
まあ、基本的にはシモ系ですね。(苦笑)
小学生にはこれが鉄板です。
立派な大人の夫に使ってみても、同じ効果が得られるんですよ、これが。
大人用の暴言の場合無視する確立も高いんですが、
これらの小学生用の暴言の場合、ほぼ100%反応が得られます。
先般のゲームの例だと、
「お前なんか死ぬまでゲームやってろ、このウンコ野郎!!」と言ったら
うちの夫は笑ってゲームを閉じました。
それは「なんだとー?!」と本気で怒る反応だったり、
「なにそれぇー?」と笑う反応だったりですが。
いずれにしても、普通にケンカを吹っかけるより、こちらのほうが断然スムーズに解決します。
私たちとしてはこんな暴言吐いても不完全燃焼なだけなんですが、
大人の暴言を投げつけてもこっちがイライラするだけなので。
馬鹿らしいと思うでしょうが、一度試してみてください。
③家事をお願いするときは【マネージャー】制度を導入する!
これも我が家で導入して功を奏した制度なんですが、
お願いしたい家事がある場合、すべてまとめて管理してもらう、という方法です。
夫に頼む家事のもっとも典型的なものがゴミ捨てだと思いますが、
決められたゴミ捨ての曜日に家中のゴミを集めて袋を閉めて玄関に準備して、
ゴミ箱に新しいゴミ袋をセットする、この一連の作業が【ゴミ捨て】であり、
玄関からゴミ捨て場までゴミを運ぶのは、ただゴミを運搬しているだけです。
なのでこの場合ですと、旦那さんを【ゴミ・マネージャー】に任命してあげてください。
そして一度任命したら、やり方はすべて夫に任せること。
口を出すのは意見やアドバイスを求められたときだけ。
所詮家事なんて、どんな方法でやったって大した害はありません。
たとえ夫が寝坊して、可燃ゴミの日を1日逃したところで、ゴミが家の中や外に溜まるだけです。
そして次回の可燃ゴミの日にたくさん捨てに行かなければならず大変なのも夫です。
そこで我慢できずに手を出しては元もこもありません。
気になっても、まず我慢。後々楽になるためには、一旦我慢です。
そのうち気にならなくなるはずです。
もしどうしても改善が必要だと思ったときは、改善してほしい点だけを伝えて、
改善の仕方は夫に任せましょう。
【風呂掃除マネージャー】でも、【キッチン片付けマネージャー】でも、
【朝ごはんマネージャー】でも、なんでもいいのでとにかく【マネージャー】に任命して
一括で任せるほうが、本人も当事者意識を持ってやるものです。
一旦マネージャーに就任すると、
「こういうゴミはこういう風にココに捨ててほしい」なんて
今までこちらが言っていたような注文をつけてくれば、もう一人前です。
一部だけをお願いしても、結局は【お母さんに言いつけられたお手伝い】の感覚で
嫌々やるので、こっちも気分悪いだけです。
それならいっそ、ちょっとしたやり方の違いには目をつぶって、夫の領分を与えちゃいましょう。
【人生のパートナー】【伴侶】とされる夫が
あなたにとって一番のサポーターにならなければ、本当はおかしいんです。
お互い不満を持ちながら長い間一緒に暮らすことを選んでしまうと、
【Hができる家政婦】とどこが違うんだろう、と私は悩みました。
大抵の夫は(うちだけ?)、奥さんが笑っていて、子供が元気で、
家がそれなりにきれいで、おいしいご飯があれば、文句は言いません。
でもこれを実現しようと思うと、
自分たちの心のケアと【伴侶】さんとのコミュニケーションを怠るわけにはいかないんです。
女同士で愚痴りあって共感しあう時間は必要です。
でも同時に、夫と向き合う時間も、気が向いたときに持ってみてください。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?