最近の我が家、とても平穏です。
しかし少し前は、私の心が荒れているときもありました。
そしてこれからも、そんなときはいくらでもあるでしょう。
ふたり目妊娠中だったとき、上の子の保育園の送り迎えを
旦那が一切してくれなかった暗黒時代。
『私ががんばらなきゃ』
とも思っていましたが、こうも思っていました。
『旦那には、いつか絶対仕返ししてやる』
そのとき脳裏に浮かんでいたのは、こんな復讐劇でした。
-子供が大きくなって独立したある日、
私は子供たちにこう言います。
「お父さんと離婚するね。」
突然のことに驚く息子たちと旦那を残して
さっさと家を出る私。
残るのは、ひとり寂しい、寂しい旦那。
後悔しても遅い、と悔やみながらひとり死んでいく旦那。―
あるいはこんなもの。
-子供が小さいうちに旦那と離婚する私。
片親で忙しいながらも、祖父母の協力も得ながら
充実した私と息子たち。
方やひとり残された旦那。
たまの息子たちとの面会を楽しみに、
職場と家の往復の日々。
子供がいない毎日は楽だけど、寂しいな~
と後悔を募らせる旦那。―
当時の私は、
こんなこと想像してる私って、病んでるな~
と思っていました。
しかし!
こんなことを本で読んで、納得しました。
復讐、仕返しは、人間の根本的な本能である。
『やられたらやり返す』と、人は快感を感じるようにプログラムされている。
復讐、仕返しは、老若男女、すべの人種の人間にとって
最高のエンターテイメントなのだ。
だから『忠臣蔵』はいつまでも人気が衰えないし、
映画やドラマの題材に、『復讐劇』は頻出する。
な~る~ほ~ど~!!!
だから私は、ちょっとしたことでもすぐにやり返したくなるんだ。
photo by Dave Peterson
私だけが意地悪なわけじゃ、なかったんだー!
理不尽なことを言う上司
電車で横入りするニイチャン
エレベーター内でギャーギャーうるさいバアチャン
よくわからないことで怒鳴り散らすジイチャン
子育てに当事者意識のない旦那
暇だから余計なことばかりするオバチャン
ドイツモコイツモ!!!
あーして、こーして、こーんな仕打ちをしてやる~!
と想像するのは、あなただけではありません。
安心してください。
それはあなたの本能であって、
あなたがオカシイんじゃない。
↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。
応援クリックいただけると喜びます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。