それまで普通に使っていた言葉なのに、
学生や大人になってから、それが間違いだったことに気づくことって、
ありませんでしたか?
さすがに最近はほとんどなくなりましたが、
学生の頃なんてポツポツあったような気がします。
私の母親はなぜか、
『ふくらはぎ』のことを『ふくろはぎ』と言っていて、
姉が学校で恥をかいた、と言っていたのを覚えています。
『うろ覚え』のことをずっと『うる覚え』だと思っていて、
社会人になって同僚に教わったこともありました。
おそらく息子たちが小学生くらいになると、同じことになるであろう、
我が家だけの言葉があります。
我が家では毎晩、寝る前にこう言います。
「み!」
息子も当然のように、
「み!」
と返します。
どういう意味か、わかりました?
そうです。
「おやすみ」
『おやす』の部分を略して、
「み!」です。
昔の友人が毎日の挨拶を簡略化するためにそうしている、
と言っていて、
「そりゃいい!」
と思ったので真似をしたんです。
そうしたら息子が毎日当然のように、
寝室へ行く前にパパに
「み」
と言っているので、
「実はそれ、うちでしか通じないんだよ~」
と内心ニヤニヤしています。
いつか学校かどこかで、
「み?なにそれ?」
と言われて、
「もしかして、うちだけ?」Σ( ̄ロ ̄|||)
と気づく日が来るんですよね。
できれば使い続けて、受け継いでほしいんですが。
短くて、言いやすくて、眠くても疲れてても言いやすいので、
お勧めですよ。
「み」
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。