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広告関係の仕事をしています。もう10年弱になります。

 

会社には、広告を考え、作り、世に送り出すための仕組みを支える人がたくさんいます。
そして私たちのお客さんは、自分たちの会社の商品やサービスを(もっと)売りたいという企業です。

そのお客さんの商品が売れるための広告を作っています。

冷静になって身の回りを見回してみると、
私たちは常に、広告や企業のマーケティングの波間で生活しています。

 

『マーケティング』とは、『モノが売れる仕組み』です。

商品の値段、パッケージ、広告、売っているお店なども、マーケティングの一部です。

 

パソコンやスマホでWebsiteを見ていれば広告が表示されます。
道を歩いていれば看板や広告、店頭の商品が目に入ります。
テレビを見ていればCMや、広告とは気づかない宣伝も、目にします。
人と話していても、その人が身につけている時計が持つイメージを連想します。
電車の社内は広告が所狭しと貼られています。

 

企業(会社)を主体とする経済に発展してきた日本では、
日々の生活に、企業のマーケティング戦略が侵食してきます。

 

私も実際20代のころ、
30代になったらロレックスの時計を買いたいと思っていました。
なぜかと言うと、それが『立派で格好良い、働く大人の女の証』のような気がしたからです。

 

ではなぜ私がそんな『気がしたか』というと、
それはロレックスのマーケティング戦略にコントロールされているからです。

 

本来時計は、時刻を見るためのものです。
極端に言うと、時刻さえ見れれば、なんでもいいはずです。
ですがそこに、『立派で格好良い、働く大人の女』というイメージを植えつけたのは、ロレックス社です。
ほかの時計会社も、それぞれのイメージを人々に植え付けようと、広告を出したり、
イメージに合う著名人に身に着けてもらったり、店頭を飾り付けたりします。

 

私の会社は総勢300名弱。
どこの会社とも同じように、経験豊富な人、有名大学を卒業している人などもいます。

 

"立派な大人”が寄ってたかって、
『どんな広告を出せば、この商品を買ってもらえるかな』と
知恵を絞って考えています。

人がモノを買う仕組みも様々な法則が発見されたりして、いまや広告は科学されています。

それを買ってほしいのはどんな人で、その人はどんなポリシーを持っていて、
どんな願望を持っていて、どんなことに困っているから、
こんなメッセージを送れば買おうと思ってくれるはず、
と何ページにも及ぶ資料を作って分析して、
プロのコピーライターやデザイナーが広告を作り、
プロのカメラマンが撮影なんかして、そうして広告が出来上がります。

 

私の会社のような会社は、ほかにも山ほどあります。
頭の良い人も、山ほど働いています。
頭の良い人が知恵を絞って考えた広告は、やはりとても巧妙です。

そしてそれらの広告には、莫大なお金もかけられています。

世の中は、そんな【罠】が山ほど仕掛けられているんです。

 

本来であれば、A地点からB地点に移動ができて、
性能がよくて丈夫ならなんでもいいはずの車ですが、
実際に購入するときにはそれ以外の要素も関わってきます。

BMWに乗るのはこんな人
プリウスに乗るのはこんな人
ベンツに乗るのはこんな人
フィットに乗るのはこんな人

 

それぞれなんとなく、言葉にはできないイメージがありませんか?
それが企業があなたに植え付けた、ブランドイメージです。

 

ブランドイメージとは、
車を作っている会社が、車を買ってもらうために、

『この車に乗れば、こんなに格好良くなれますよ(※格好良くなった気になれますよ)』

と人々にある意味【錯覚】させるものです。

そうやってなんとか、自社の車を買ってもらおうと頑張っているわけです。

つまり車を買うとき、どの車を選ぶかは、
『あなたが他人にどう思われたいか』が大きくかかわってくるということです。
あなたがベンツを選びたいと思うなら、ベンツの持つブランドイメージのような人だと
他人に思われたいからです。

他人にそう思われることで、あなたは良い気持ちになるからです。

私は別に、広告やブランドイメージに左右されることが、すべて悪いことだとは思っていません。
広告やブランドイメージは、すべて悪いものでもありません。
実際、これを使えばこんなに便利になりますよ、というのも広告ですし、
『他人にどう思われたいか』から完全に自由になれるとも思えません。

 

ただ、目にするもののほとんどに、企業の『買って』というメッセージがこめられていることに
あまりにも無意識でいると、知らず知らずのうちに企業の戦略に振り回されて、
不必要にお金を使うことになる、と言いたいだけです。

 

他人からの羨望は、老後の資金の足しにはなりません。

 

湯水のようにお金が沸く人でないなら、
そこらじゅうに仕掛けられている【罠】に気づき、
かかりたくない【罠】と、かかってもいい【罠】を、自分なりに見極める必要があります。

どの【罠】にかかりたくないか、は人それぞれです。

たとえば私は、
『保険は愛する人のための愛の証』という【罠】にかかりたくないので、保険は解約しました。

 

ですが、やっぱり子供が喜ぶので、マクドナルドの『小さい子供を持つ家族』向けの戦略に乗って
ハッピーセットを買います。

自分のお金は、誰か(企業)に払わされるのではなく、
何にいくらお金を払っているのか、自分できちんと意識して使う。

それが簡単なようで実は難しい、今の世の中なんですね。

 

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