おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
6歳と3歳の息子ふたりを育てながら、フリーランスで働いております。
いまは生業が主にふたつあります。
①主に共働きのご家庭のお金相談を承るファインシャル・プランナー
今日は、①のほうの『保険』の話です。
知っている人は知っている、私は『保険は最小限』推進派です。
我が家も、火災保険と住宅ローンの団信以外の保険には一切加入していません。
長男を妊娠した際、当時の私はお金知識ゼロだったため、
ファイナンシャル・プランナーさんに自宅に来ていただき、
保険をたくさん勧められました。
結局、当時から『お金リテラシー』の高かった夫が、
我が家の状況を説明し、
「うちに保険いりますかね?」
「…いらない…ですね…」
とFPさんに言われました。
子供ができると、やっぱり気になります。
教育費=まとまったお金が必要!ヤバイ!
そして、なんか急に、責任ある立場(になった気)になります。
自分や配偶者が死んだら路頭に迷う(実際は迷わないことが多いけど)
か弱い存在がいるわけです。
『まとまったお金』+『万が一の時の保証』
両方必要じゃん!ますますヤバイ!
この辺りで、当時の私はプチ・パニックというか、
手に負えない責任?
自力では無理な感じ?
↓
なんかしなきゃ!
となっていました。
『まとまったお金』+『万が一の時の保証』
両方必要、の実際のところ。
一般的な子持ち家庭が、本当にいちばん合理的に、
このふたつ両方に備えるためには、
今現在であれば、
『つみたてNISA』や『確定拠出年金』を使って、
税金を節約しながら、自動的にコツコツ積み立てることと、
収入と支出のバランスを見直して、
貯金ペースを上げていくこと、
というのがベースだと思います。
20代のご夫婦など、まだまとまった貯金が貯まっていない場合には、
期間限定で(10年とか?)掛け捨ての生命保険に加入するのは合理的だと思いますが、
それ以外の場合にはとにかく私は、生命保険や医療保険、貯蓄型保険の類は
一切不要だと考えています。
冷静に、客観的に計算すると、
やはり保険は手数料が高すぎるので、
どうしたって自分で貯めたり増やしたりする方が、
たくさん貯まり、たくさん増えます。
死亡や病気などで、実際に保険金を受け取った方は、
必ずみんな、
「保険に入っていてよかった。」
と言います。
そりゃそうです。
そんな時にお金をもらえたら助かるにきまってます。
でも問題は、
払った以上にお金をもらえる可能性が、
とてもとても低いこと
です。
夫の生命保険に加入した直後に夫が偶然死亡するなんてラッキー(※本来はアンラッキー)は
0.00000...%の確率です。
保険の設計上どうしたって、
払った以上に受け取れる人は少なくなります。
しかし昔の私がそうだったように、保険に頼ろうと思う方々の気持ちは、
よく、よーくわかります。
だって難しそうだもん。
↑で書いた、『つみたてNISA』と『確定拠出年金で』・・・
というのは知識がないと難しそうだし、
収入と支出のバランスを見直すなんて
結果が出るまで時間かかりそうだし、
節約とかはなんか嫌だし。
そんな時に、
「お子さんの学費を貯めながら、
万が一死亡してしまったら保険料免除、
その上死亡保障までつきます!」
なんて言われたら、
「それよ!そういうのを求めてたのよ!」
と思う気持ち、よくわかります。
保険以外にも、こういうこと、よくあると思うんです。
なんか難しそうで、時間がかかりそうで複雑なこと、
シンプルに片付けてくれるサービス。
そういうものに出会った時、覚えておくべき人の習性があります。
複雑なものに囲まれると、(割高でも)シンプルで簡単なものに飛びついてしまう。
複雑なものを、脳が拒否するんですって。
確かにお金のことは、
多少複雑で、少し結果が出るまで時間はかかると思います。
でも決して、『難しく』はありません。
『手っ取り早い』ものは大抵割高ですので、
ちゃんと中身を吟味する必要があるわけです。
『おせち』の内容をひとつずつ単体で買うよりも、
お重に全部詰まってる状態で買うほうが、
割高なのと一緒ですかね。
あ、ちなみに我が家は『おせち料理』は食べない派です。
なんの話でしたっけ・・・?
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。