おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
いつから始めたんだか忘れてしまったのですが、確か私が教えたんです。
長袖の上に半袖を着るという着方があるということを。
以来本人が気に入ったようで、基本は『半袖ON長袖』を毎日着ています。
それ以外の服を出しても嫌がります。
理由を聞くと、
『ほかの人がやっていない着方だし、格好いいと思うから』
それだけが唯一のオシャレではないし、着方はたくさんあって、そのうちのひとつであることは教えたのですが、
それでもやっぱり、『半袖ON長袖』が良いと主張するので、基本的には尊重しています。
そのため自分の子供服ショップ『Neutral』で扱う商品にも、
半袖の下に着れる長袖
長袖の上に着れる半袖
を探して仕入れたりもします。トホホ
まぁ要は、母は若干面倒くさくなってきた感もある、っていうことなんですがww
だがしかし、だがしかし、
大学職員として働いている姉から聞いた話。
自分で判断して、選択することに慣れていない生徒さんがいたりして、とても困ると。
生徒さんに関しては、それぞれ事情があったりすると思うので、私がどうこう言う気はさらさらないのですが、
我が子たちに関してはどうこう言う気があるのです。
私はそもそも、子供らに『幸せ』になって欲しい。
⇓
『幸せ』『幸福』とは与えるものでも、得るものでも、探すものでもなく、
実感するものである、という仏教の教えに納得。
⇓
人が『幸福』を実感するうえで重要な要素のひとつは、
『自分が環境を変えられる』『自分がコントロールできる』と『思うこと』である、と言う本に納得。
(実際にコントロールできるかどうかではなく『思う』こと)
⇓
やっぱり子供になんでも選ばせて、その選択を尊重する習慣が、彼らの中に『幸せの土台』的なものを作るんじゃなかろうか、と私は思うわけです。
だからね、どれだけ面倒でも、
長袖の上に半袖を着たい、という長男の意向をできるだけ尊重したくて、
起き抜けでクローゼットの奥にしまい込んであるはずの半袖シャツを出してきたり、
そんなことを毎朝しております。
上着の前を閉めたくないと言うのであれば、
『着てるだけマシ』
と思いそのままにさせたり、
保育園の連絡帳に仮面ライダーのシールを貼りたいと言うのであれば、
「あなたが良いと思うなら貼ってみたら?」
と貼らせてみたり、しています。
でも、保育園の帰りに自転車に乗らずに、自転車の横を走りたい、と言うのは、
「危ないからダメ」
としています。
危ないことや、人を嫌な気持ちにさせること、そんなことはダメだけども、
それ以外は彼らの主張を通したところで、
『ワガママ』に育つのとはちょっと違うと、教えてくれた人がいました。
『選択』は『アート』であり、
何を選択するか、が問題なのではなく、
『選択』自体に意味があるのだ、という理論にも納得しました。
次男(もうすぐ3歳)の今日の『選択』は、
「オモラシすると先生が怒るから、オムツを履きたい」
先生曰く、「濡れちゃったから着替えよう」と言っただけらしいのですが、
真相がどうかはどうでもよくて、次男がそうしたいと思ったら、それでいいんだろうな、と
何も言わずにオムツを履かせています。
いまはまだ、うちの息子たちが『選択』することも予想の範囲内ですが、
きっとそのうち、予想もしなかった『選択』をすることになるんだろうな、とも思っています。
そんな時に親として、どこまで尊重してやれるか。
18歳のおバカな娘を、たったひとりアメリカへ留学させた我が両親のことも思います。
親である私のことなんて一切顧みないで、私に背を向けて、
彼らだけの道をひた走って欲しいと、思うタイプです。
「いい?忘れないで。ママは、あなたが何をしても、あなたのことが好きで、あなたの味方。」
呪文のように言い聞かせています。
=============
☆お知らせ☆
またちょぼちょぼですが、新商品入荷しております。
今後は海外ブランド製品も届く予定です。
ストーリーがあって、子供への愛が感じられて、そんなブランドの商品を、少しずつ仕入れています。
↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。
更新の励みにさせていただきます。
いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。