おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
6歳と3歳の息子ふたりを育てながら、フリーランスでファイナンシャル・プランナーをしております。
主に共働きのご家庭から、お金回りのご相談を承っています。
(あと、子供服のオンラインショップもやってます。)
私自身、5年ほど前までは『お金劣等生』でした。
借金こそなかったものの、贅沢をしている自覚はないのに貯金はほぼゼロでした。
自分がなんの税金を払っているのかもわからず、
保険料と税金の区別もついておらず、
『なんとなく』暮らしていて、貯金とは無縁でした。
そんな私が、ひょんなことから、『貯金の妖怪』と結婚しました。
今でも、人離れした貯金具合です。
夫は出会った時からフリーランスのSEで、
1年間のうち数ヶ月休んで、残りは働いて、という日々でした。
(最近は休んでない、そういえば。)
ソフトウェア開発業界のことは詳しくは知りませんが、
彼の能力や運もあるのか、そんな働き方でずーっと来ていた夫。
子供が生まれる前のことでした。
賃貸マンションで二人暮らしの時代。
会社員の私は、年中毎日決まった時間に出社。
休み期間の夫は、昼夜逆転したり、昼間から酔っぱらっていたり、
朝青ざめた顔(不摂生!)でテレビ見てたり。
そんなのが、2ヶ月とか3ヶ月とか、続きます。
いやしかし、毎日ちゃんとお風呂には入るので不潔ではないし、
子供もいなかったのでそこまで不都合はありませんでした。
休み期間が終われば、ちゃんとまた出社して行きます。
そんな休み期間の彼をよく観察したことがありました。
彼がやってたこと。
- テレビを見る
- 1本のゲームをずっとやる
- 図書館で借りた本を読む
- 数日に1回、1,000円くらいのお酒を買う
これの繰り返しでした。
「家、好きすぎじゃね?」
私が2ヶ月間も休みだったら、
- 喫茶店でお茶して、
- 買い物して、
- 遠出して、
- いつも行かない場所へ行って、
- また買い物して、
- またお茶して・・・
気を付けても、たくさんお金を使ってしまうと思います。
それを当時の彼に言うと、こう返ってきました。
「当たり前だろ。俺は暇つぶしのプロだ。
そんじゃそこらの素人と比べてもらっちゃ困るぜ。」
夫のは極端な例なんですがね、
子供がいようといまいと、
特に都市部に暮らしていると、
『レジャー』となるとつい、お金かかっちゃいません?
でも、少し視点を変えて探してみると、
お金をかけずに楽しむことって、意外と可能だし、
意外とちゃんと楽しいんです。
『お金を使わない暇つぶし』を持つこと、
これも大事なんですが、
こっちも。
『暇つぶし』のために『お金を使わない』こと。
私にはこれ、ものすごく思い当たる節があります。
何かを買ってお金を使うって、
実はすごく手っ取り早い『暇つぶし』になります。
買うためには選ぶわけで、その時点で少し暇はつぶれて、
買うと無条件に気分は高揚するので、
更にまた暇がつぶれます。
そして持って帰って消費すれば、結構な暇がつぶれます。
- 雑貨
- スイーツ
- 洋服
- アクセサリー
- 本
- 食器
なんでもなんですが、
『好き』『欲しい』から買うのではなく、
『暇つぶし』のために買うって、思い当たりませんか?
昔の私は、それで結構、無駄に使っていたと思います。
「どんだけ~?」って感じなのですが、
本当に無意識に使っていました。
今は、『欲しいもの』『使いたいところ』に、
『欲しいだけ』『使いたいだけ』使うようにしています。
毎週末の子供との公園遊び。
マンネリ化しているような気がして、
つい公園用のオモチャを買ってあげたくなったり、
つい行ったことのない屋内遊技場へ行きたくなったりします。
でも実際は、
公園にある植木鉢をどかして虫を探すとか、
誰がいちばん長い棒を見つけられるか、と競争するとか、
お友達を誘うとか、
バケツに石をたくさん入れるとか、
草をむしって砂場に植えて畑作るとか、
そんなことでも、子供にとっては十分新しくて楽しかったりします。
本当は飽きているのは自分で、
『暇つぶし』のためにお金を使いたいだけだったり、
ってことがあるかもしれない、
そんな話でした。
なんとなくお金を使わない。
何度も書いているその鉄則の一部ですが、
暇つぶしのためにお金を使わない。
というのも意識してみると意外に思い当ったりするかもしれません。
夫のおうち好きは、また別の話。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。