おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
何度も書いていますが、本を読むのが大好きです。
いまは忙しいので読みたいだけ読めないのですが、大体月10冊は読みます。
そして子供がいるので、子供の発達系の本もよく読みます。
例えば子供の発達系の本をある程度の量読むと、何度も出てくる研究が出てきます。
その中でもダントツの登場回数(私調べ)なのが、マシュマロテストと呼ばれる実験です。
聞いたことがある人も多いと思います。
子供たちの目の前にひとつマシュマロを置いて、調査員がこう言います。
「私はこれから用があるのでちょっと部屋を出ます。
その間、このマシュマロを食べてもいいです。
でも、私が帰ってくるまで食べずに待てたら、マシュマロを2個あげます。」
そして15分部屋を空けて、その間の子供を観察するという実験です。
ほとんどの子は、15分待てずに目の前のマシュマロを食べてしまいます。
しかし中に、なんとか工夫(マシュマロを見ないようにしたり)して15分待ち、2個のマシュマロを得る子がいます。
その実験に参加した子供たちの15年後などを追跡調査してみると、
15分待って2個のマシュマロをゲットした子供たちのほうが、待てなかった子供たちに比べて、成績が良かった、というものです。
つまり、いま目の前の利益よりも、少し先のより大きな利益を取れることが、子供、人にとって重要な能力である、ということです。
これがまた、本当に本当に、いろんな本で登場します。
大人の自己啓発系の本でも出てきます。
目先に利益のためにいまダラダラするよりも、少し先の成功のためにコツコツ努力することが大事、みたいな。
要は自制心。と自制する習慣?
まーしかし、これには、いろんな本で耳タコなほど書かれていますし、私もあまり反論の余地はないというか、
「そりゃそーだろな」
という感じです。
だって、少し先の利益のためにいま我慢できない、ってどう考えても生きていく上で不便でしょ。
我慢しすぎはよくなさそうですが、勉強だろうがスポーツだろうが仕事だろうが、
少し先の利益のためのいまの我慢や努力を、楽しむことを身につけたら、生きやすいんじゃないかとも、思うんですよ。
試合に勝つための厳しい練習も、その練習自体の達成感や鍛錬を積む快感、みたいのって、あるじゃないですか。
しかしそういうものって、どうやって教えるの?と思っていたんですが、このオモチャは良いと思います。
ご存知、 ラキュー 。子供の 発達 に良いとしか思えません。
知っている方も多いと思うんですが、基本的にはブロック的な、『遊び方は無限大』系のオモチャです。
しかし違いは、
明確なゴールが設定されているところです。
ラキューには、説明書がついています。
ペンギンの作り方、コアラの作り方。だんだん難易度が上がってきて、ロボットや車など。
最後のほうなんて大人が作ったって半日かかるような地道な作業が求められます。
パーツをいくつも作り、組み立て、途中の小さなパーツに間違いがあればやり直し、力の入れ方を間違えると崩れて、子供は必ず、
イ゛ーーッッッ!!!
ってなります。
でも、それを我慢して、何度も我慢して、途方もないような数の小さなパーツを組み合わせると、
なかなか完成度の高いオブジェが出来上がります。
当然立体的で、回ったり動いたり、歩いたりします。
達成感が、ガンガンです。
5歳の長男が、やるほどに、イ゛ーッッッ!!!とならずに、黙々とマシュマロを我慢して、少し先の2個のマシュマロを得ようとしているように見えてきます。
一度でも2個のマシュマロを得てしまうと、待たずに1個だけのマシュマロを食べる意味が分からなくなります。
だって待つだけで、1個だったマシュマロが2個になるんです。
組み立て系にあまり食いつかない子もいると思いますが、ブロック系が好きな子は多いと思います。
それなら4歳、5歳になったらラキュー、超お勧めです。
設計図は、大人が見ても「オッッ…?ちょっと待って?」ってなる難易度です。
それを5歳児が読み解き、形にするなんて、脳に悪いわけがない、と夫と意見が一致しています。
長男は、大作を作り上げて次男に壊されても、「別にー」って感じです。
つまり、作る過程、そして完成した瞬間がピークなんですね。
た、ただしね、ラキュー、お値段がかわいくないのよね~
そしてね、ちっっっさいので、片付けがまた・・・レゴ以上に、なかなかのものです。
特に下のお子さんがいる場合、小さい子にもある程度扱い方を覚えてもらう必要があります。
(歩くときに蹴らないように注意する、口に入れない、じゃーしない、など)
しかそそれでも、すっごくお勧めです。
ぜひぜひ。
↓のバナーをクリックいただけるとブログランキングのポイントが入ります。
更新の励みにさせていただきます。
いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。