先日の朝のこと。
「きょうはほいくえんいきたくない。」by 次男(5)
お?どーした?
「今日はね、夏祭りのお店番なの。
らっしゃいらっしゃーい!とか、
次男くんそんなことしたくない。」
あ、そーなんだ。
次男くんは昨日夏祭りで遊んだんだよね?
どうだった?
「楽しかった。ヨーヨー。」
そっか、よかったね。
で、今日はお店番なの?
「そう。今日は赤ちゃんクラスの夏祭りで、
〇組さん(年長)がお店番するの。」
なるほど。
さすが〇組さん。
昨日は誰がお店番してくれたの?
「せんせーたち。」
そか。
お店番がいやなのか。
らっしゃいらっしゃーい!なんて言いたくないなら言わなくていいんじゃない?
「今日は保育園行かない。」
あら、そんなに嫌なんだ。
それは大変。
お店番はつまらないから嫌なの?
「うん、つまんない。
赤ちゃんたちがね、
次男くんたちのお教室に来るの。」
なるほど。
〇組さんの教室で夏祭りやるんだ。
「赤ちゃんはさ、おもちゃ舐めたりするからやだ。
汚い。」
そっかー・・・
確かに赤ちゃんはなんでも舐めちゃうね。
それが嫌なのか。
知らなかった。
「やっぱり保育園行かない。」
そんなに嫌なんだ。
保育園行かないなんてめったに言わないもんね。
それは大変。
次男くんは昨日何が楽しかった?
「ヨーヨー!」
じゃあさ、お店番終わったら、
ヨーヨーもう一回やらして、って先生に聞いてみたら?
交渉って言うんだけど。
「えー・・・でもきっとダメって言うよ。」
そうかな?
でもそんなこと聞くのも嫌なのか。
「行きたくない。」
行きたくない日あるよね~
ママもあったな~
長男くんは学童行きたくない時ある?
「あるよ。あのね、いまもね、図工室使えないの。
だからあんまり行きたくない。」
え!?大好きな図工室使えないの?なんで?
「コロナだから。」
え!?コロナで図工室まで使えなくなってるの?
知らなかった!
それはひどい。
コロナばかー!!!
「ばかばかー!!!」
あ、もうこんな時間。
長男「いってきまーす。」
次男くんも靴下履いて行こうか。
「今日はママのお迎え?」
そう、ママ。
「今日はゴミ捨てある?」
今日はない。
何も言わずに靴下を履いて、
いつも通り元気に登園していきました。
もう何度も何度も何度もやってきましたし、
行きたくないその原因がまだ些細なものでもあるからか、
気持ちを言葉にするだけで人って、
どこか『オトシドコロ』を見つけられる生き物ですよね。
それは子供も大人も同じだよなと感じます。
昔会社員時代、『偏屈』と言われていた社内のコンサルのおじさんに
仕事を頼まなければいけなくて、
ただただひたすらそのおじさんの言い分を3時間くらい会議室で聞いたら、
どこか嬉しそうに私の仕事を引き受けてくれたのを思い出しました。
そしてその3時間の日以来、
そのおじさんは「君の仕事なら」と毎回進んでやってくれるようになり、
社会の同僚から羨望のまなざしで見られるようになりました。
『親身に話を聞く』
ただそれだけですが、それが実はなかなか難しい、
毎日忙しい私たち。
でも、それをやるだけで結構、
その場では時間を取られるようですが、
最終的にはそれがいちばん早かったりするということ、
それを私が知ったのも、そのおじちゃんの件でした。
でもそれにしても、
『赤ちゃんはおもちゃを舐めるから汚い。』と
5歳児が思ってるとは知らなんだ。
(だからどうってわけではないんだけど)
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?