『I am Remarkable』Google発のワークショップに参加してみた。

 

おはようございます。

知ってました? #Iamremarkable

Google(Alphabet Inc.)はご存じ、

『世界で最も価値のある企業』に毎年名を連ねる有名企業です。

(2020年は第5位)

2019年時点で従業員数は118,899人だそうです。

 

えっと…11万8千・・・

たくさんですね、とにかく。

今、50か国以上にオフィスがあるそうです。

 

まぁつまり、いろんな人種の、いろんな嗜好の人が、

たくさん働いているわけです。

 

そんなGoogleが作った、

 

『I am Remarkable』というワークショップ(オンライン)に参加しました。

リンクはこちら。

 

内容はと言うと、

性別、人種、国、身体、性的嗜好など、

ありとあらゆるカテゴリーの中で、

Underrepresented=過小評価されがちな人たちに

Empower=力を与える

ためのプログラムです。

 

例えばなんですが、

私の前職は外資系企業で、

当時の社長は、こんな人でした。

 

アメリカ人

白人

男性

身長190㎝くらい

陽気

30代後半

健康に見える

妻子あり

 

もうね、世界最強?

そりゃ、彼個人としたら、辛いことも悲しいことも、

ハードルもチャレンジも、たくさんあるでしょう。

 

でも、彼の要素のどれか、

例えば白人だったことがなかった場合、

彼は今の『社長』というポジションにつけたでしょうか。

能力は同じで、

例えばホモセクシャルだったら?

女性だったら?

チームで何かのプロジェクトを成し遂げた時、

リーダーが女性だと、

 

「みんなのおかげ」

 

と言う人のほうが多く、

 

リーダーが男性だと、

 

「自分の功績」

 

だと言うのだとか。

 

でも、Googleのような巨大企業で、

ありとあらゆる国籍人種性別の人が入り乱れて仕事をして、

なおかつ社員たちに高い生産性と創造性を発揮して欲しい場合、

過小評価されている人たちを、

ある意味『特別扱い』することで、

初めてみんなが同じスタートラインに立つ、

ということでしょうか。

 

素敵な時間でした。

 

日本語版もあって、

『I am remarkable.』= 『私は素晴らしい。』

と言うらしいのですが、

 

「私は素晴らしい。なぜなら・・・」

 

と自画自賛する、というワークショップです。

 

英語という言語の特性もあると思いますが、

受ける機会があって英語がわかるなら、英語をお勧めします。

 

男性と女性、

社内で同じアピールをしていたとして、

女性がアピールしているほうが、

 

「女のくせに出たがり…(苦笑)」

 

と無意識に感じます、私は。

頭ではわかっている今でも、条件反射のように。

 

人の脳とは、とにかくなんでもかんでも

『カテゴリー分け』することで物事を理解するので、

 

 

白人

アジア人

 

結婚してる

してない

 

と無意識に分けてみてしまうものです。

 

その上に、

 

男=強い、冷静、度胸

女=弱い、感情的、愛嬌

 

というイメージを付けているのが、社会です。

で、そういうのを取っ払って行こう、

そのほうがみんなハッピーに働けて、ハッピーに生きられて、

オールハッピー!

みたいな活動の一環です。

 

いや~・・・

 

こんなこと考えて、

そして実際に形にしてやっている会社?

 

そんなとこにさ、かなうわけないよね!

だからこそ、今こんな状態なんだろうなって。

 

みんながGoogleの検索エンジンを毎日使って(Yahoo!も検索エンジンはGoogle)、

Gメール使って、

アンドロイドのスマホ持って、

Google Mapとストリートビュー見てレストラン行って、

Googleカレンダー使って・・・

 

囲まれてるわけです。

 

日本企業が残業減らせないとジタバタしている時、

 

「I am remarkable because...」

 

と自尊心をムクムクと育てている人たちが、

切磋琢磨して働いているんですよ・・・

 

別にGoogle崇拝していませんが、

すごい会社だなって。

(入ると大変、と聞きますが…)

 

社会のあらゆるところに区別と差別があり、

有利なほうと不利なほうが生まれる時、

 

有利なほうからその『有利』さを取り上げることは難しく、

不利なほうに力を与えたほうが、早く、着実に効果が出ると、

そう言われています。

 

I am remarkable.

You are じゃダメなんです、多分。

やっぱり I am なんです。

 

 

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