ども、みゆきです。
先日記事にした長男のタブレット学習、少しずつ上達も進歩もしてきて、だんだんひとりで取り組むようになってきました。
さてさて本題、
私はテレビやゲームが、あまり好きではありません。
対して夫は、どちらも大好き。
私がいつも否定的な態度をとるので、それになんとか反論したかった彼が、私にこんなことを言いました。
「ママ知ってる?本人が『楽しい』と思うことが本人の幸せなんだよ。そう『思う』ことが重要なのであって、何をしているかはあまり関係ないんだよ。
だから、ゲームだろうが本人が楽しいと『思えば』それでいいんだよ」
私に向かってその類のことを語ろうなんて100年早いわ、チョコザイがっっ!
こちとらどんだけその手の本やら読んでると思ってんじゃい!
TED Talksまで定期的に見ちゃってるんだぞいっっ!
ということで、本日は科学的に語られている『幸せ』について。
あくまで私が知る限りなので、この情報が間違えていたり、古かったりする場合には教えてください。
幸せになる方法①快楽を追う
夫の言っていたのはコレかと。
快楽を追えば、当然人は幸せを感じます。
そして何が快楽か、は人それぞれ。
しかしこの方法には欠点が3つあると言われています。
欠点(1)遺伝的性質であること
そもそも約半数の人は、この『快楽を追う』ことで幸せを感じるという遺伝子を持っていません。
私も自覚します。快楽では幸せには感じません。
快楽はあくまで、一時的な感情の高ぶりであって、幸せとは別の物。
しかし約半数の人は快楽を追うことで幸せを感じることができます。
欠点(2)慣れてしまうこと
その約半数の快楽を幸せと結び付けられる人にとっても、快楽は慣れてしまいます。
最初に幸せと思えた快楽も、2回目、3回目では慣れてしまい、また次の快楽が必要になります。
欠点(3)瞬間的なこと
どんな快楽も、それをやっているその瞬間しか効果がありません。
それをやめたとたん、また『快楽なし=幸せなし』の状態になってしまいます。
幸せになる方法②【Flow】に入ること
この【Flow】についての研究もすごく興味があります。
【Flow】に入っている時間が長ければ長いほど、人は幸福を感じるそうです。
【Flow】とは、何かに極度に夢中になって没頭して、時間も場所も寝食も忘れている状態のことです。
しかしなんでもかんでも【Flow】に入れるわけではありません。
【Flow】に入るための条件(1)目的がわかりやすいこと
スポーツ選手は入りやすいらしいです。
ボールを的に当てる。
3回転して美しく着地する。
などのシンプルでわかりやすい目的のほうが【Flow】状態になりやすいためです。
【Flow】に入るための条件(2)達成に努力が必要なこと
簡単にできることをやっても、人は夢中になりません。
自分の実力より少し上の困難な目的に、努力していることが必要です。
【Flow】に入るための条件(3)Feedbackが得られること
これもスポーツの例だと、その場でできる、できない、うまくできる、うまくできない、というFeedbackが得られます。
そのためにスポーツは【Flow】状態になりやすいそうです。
(1)(2)の条件を満たしていても、Feedbackが得られるのが来週になるような企画書作りなどは、【Flow】状態にはなかなかしてくれません。
幸せになる方法③意義、意味を見い出すこと
この方法が、もっとも簡単で効果的だとされています。
①の快楽を追う方法が鎮痛剤だとしたら、この意義を追う方法は、そもそも頭痛を起こさない環境と体調を整える根本的解決法、という感じでしょうか。
客観的に見てどれほど絶望的な状況でも、本人が自分の命や人生に【意義や意味】を見出していれば、本人は幸福を感じているということです。
夫を含めた大人に関しては、その人の幸福について私がとやかく言うことではないのでそれぞれがしたいようにすればいいと思います。
しかし、息子らに関しては、この知識は伝授したいと思っています。
若いときにこんなことを伝えても「へー」って感じでしかないと思います。
でもきっと年を重ねて、どこかでこの知識が彼らを導いたり、助けたりするんじゃないか、なんて思います。
わかんないですが、全然役に立たないかもしれないけど、少なくとも私は、25歳くらいのときにこのことを知っていたらな…と思うことがあります。
しかし、方法③の【意義や意味】にも条件があります。
長くなったのでその話は明日…ということで、また明日。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。