逆上がりなんかできなくたって生きていけるのに

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

次男(5)が鉄棒にドはまり中です。

もうなんか、見ていて怖いくらい。

普通の鉄棒で遊ぶ分には別に怖くないんですが、

あの、公園にある大人が背伸びして届くサイズの鉄棒にも

ハマっているんです。

 

あの高い鉄棒に登り棒的によじ登りまして、

ぶらりんとぶら下がって、

地面に足がついていない宙ぶらりんの状態から、

グイッと逆上がりして、

 

「すごーい」

 

なんてパチパチやっていると、

その高さでまたクルクルと空中逆上がりで回っていて、

 

なんかこう・・・腰の辺りがスースーする感じ。

わかります?

子供が高いところから落ちそうになると、

腰の辺りがスースーしません?

 

と鉄棒の下で落ちないかと

あわわ

していても、

 

そのままクルクル回って

ぶらりんとまた降りてきます。

 

多分いまちょうど、次男の体重と筋力のバランスが良い感じなんでしょう。

この年齢の子供によくいるらしいです。

 

とにかく楽しそうです。

 

そして長男(8)。

いまだに逆上がりすらできず。

力はある程度強いものの体重が重いのでしょう。

バランスが取れていないがために逆上がりできず。

でも練習しさえすればあんなもんできると思うのですが、

練習することすら嫌がります。

 

多分ですが、次男が得意なものである時点で

かなり意欲を削がれている。

 

でもさ、なんだろうこの、

『逆上がり』の持つ圧力。

 

逆上がりなんてできなくたってなんの支障もないのに、

なんかこう・・・

逆上がりって子供の一種の『通過儀礼』のような。

 

 

とにかく長男は、ちょっとやってみてできないと、

すぐに逆上がりの練習をやめてしまうんです。

 

「もうちょっとでできそうだよ。」

 

と励ますも、効果なし。

 

 

うーん・・・できないことをできるようになる、

って経験も大事よね~・・・

根気ってもっと大事よね~・・・

 

なんて、最初思ったんですよ。

 

 

しかし公園での長男を観察していると、

 

おや・・・

 

まだできないキャッチボール。

グローブで球を掴むということがまだできない。

でもそれは、できなくても何度でも何度でもやる。

顔もずっと笑ってる。

楽しそう。

 

 

根気、あるじゃん。

できないことができるようになる経験、

私が心配しなくてもちゃんとやってるじゃん。

 

 

人ってつい、『足りないもの』に意識が向きがちです。

 

それは確か、太古の昔に食べるものに困っていた人類の時代から

受け継がれた本能。

食べ物が足りないなら食べ物のことだけを考えるようにプログラムされた

人類の本能。

 

その延長で、

『できない』逆上がり、

『できない』コマ回し、

『できない』ことにばかり意識が向きがち。

 

ちゃんとやってることは、意識して意識を向けないと気付かない。

 

そして、意識して意識を向けられるのは、

人類の知能。

 

 

不得意だと生きていくのに困るものは克服する必要もあるものの、

逆上がりもコマ回しも、

別にできなくたって問題ない。

 

放っておいてもやっていることがあれば、それでいいのよね。

 

問題なし。

 

 

 

++育児の穴++

子どもと公園

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