手紙は好きです。手紙小説も好きです。

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

性別のない子供服店『Neutral』を開くにあたり、私自身、ヒラヒラのスカートやワンピースを扱うことに躊躇しました。

多分娘がいないからだと思います。現実味が持てませんでした。

でも、それこそが性別を無暗に意識していることだと、取材に来てくださった新聞記者さんと話していて理解しました。

(ぜんぜん関係ないですが、キレッキレでチョー頭良い方でした。カッコよかった。)

 

そこからブランドを探し、注文して、やっと届き始めました。

Vignette@Neutral
Vignette@Neutral
Vignette@Neutral
Little Green Radicals@Neutral

 

スカートもワンピースも、スカートやワンピースというお洋服であって、それ以上でもなく、それ以下でもない。

 

そうそして、かわいいです♡

ご興味あれば、ぜひ覗いてみてください。(⇒ショップはこちら)

 

話変わるようですが、少女たちの『手紙小説』を読みました。

 

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この方の本は、今のところ制覇しております。

なんというか・・・全部じゃないですが、『漫画』を読んでいるような感覚にさせられる本があると感じます。

ご本人も確か、少女漫画やBLなどの大ファンだったはず。

 

この本も、文字を読んでいるはずで、どこにも絵はないのに、少女漫画のような絵が、頭に浮かびました。

前半は、少女漫画、それも少し色気のある少女漫画的な展開、表現に引き込まれました。

 

しかし途中から、漫画の雰囲気が少しずつ消える、という面白い体験でした。

途中から思い浮かんだのは、別の小説。

 

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全然違う作家さんの本ですが、こちらも『ののはな通信』同様、ふたりの手紙だけで進行していく小説です。

私はこの本をきっかけに宮本輝さんが好きになりました。

 

『ののはな通信』に話を戻しますが、少女たちが高校から大学に進み、大人になり、40代になると、話の内容もどんどん深刻になっていきます。

国の情勢や、人生をかけてやりたいこと、生死、

お互いに対する感情を軸にして、そんな重いことが、手紙に書かれていきます。

 

私も、手紙が好きです。

いまはさすがにメールばかりでほとんど書かなくなりましたが、

(『ののはな通信』でも途中からメールになります)

手紙をいちばん書いたのは、留学してからですかね。

 

20年以上前のことなので、メールはまだ普及していなくて、手紙でした。

アメリカへホームステイに行って、始めて家族や友達に書いたエアメールは、

宛先と差出人を書く位置を逆にしてしまい、自分に戻ってきました。

 

ホストマザーが

「これは逆よ~」

と教えてくれました。

 

家族から最初に届いた手紙に、父がこう書いていて、

 

庭に植えた野菜の芽がたくさん出てきて、キュウリやナスが大きく育ってきました。

 

なぜかこれを読んで、オクラホマの部屋でひとり、泣いたのを覚えています。

当時18歳。

家を出たのも初めてで、心細かったです。

 

オクラホマからサウスダコタ、テネシーへ引っ越しながら、

家族への手紙は定期的に書き続けました。

家族からも、定期的に届きました。

 

そのうち、先に帰国した留学仲間、自分も帰国してからは、アメリカに残る友人へ、

いろんな相手に手紙を書くことになりました。

ブログと同じでしょうか。

いつも長くなってしまいました。

 

エアメールの赤と青で縁取りされた封筒。

アメリカの学生がよく使っていた黄色いノートパッドの紙。

大学内の郵便局。

 

『手紙』というものから、いろいろと思い出が浮かびます。

 

生殖のためにオスとメスがいるんじゃないわ。
一人(一匹)じゃさびしくて、自分以外の誰かと触れあったりまじわったりしたいと願ううち、
気づいたら地球に生き物があふれてただけ。

 

高校生が思いつきそうな、ちょうどいい浪漫。

それがまた少し、エロい。

 

子供と夫が寝静まった後、リビングで毛布にくるまって一気読みしました。

ご興味あれば、ぜひ。

再入荷しました♪

 

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