おこづかいと、お祭りと。

 

おはようございます。みゆきです。

10歳と8歳の息子ふたりを育てています。

 

『普通』を探る、果てしない旅。

 

おこづかいって、どうしてる???

 

ここ最近急激に、子供だけでの行動、

そして、子供だけでの購買活動が活性化。

 

5年生になったから?

付き合う友達が変わったから?

 

わからないけどとにかく、

コンビニでお菓子を買う、自販機でジュースを買うところから始まり、

コンビニでポケモンカード、

カードショップでポケモンカードと、

 

「え?そんなとこ行って買ってきたの?

まぁいいけど、子供だけで?」

 

と驚くことも出てきました。

 

そしてある日、長男がこう言いました。

 

「ねえ、銀行のお金5千円おろして、

おれ、ポケカのボックス買いたい。」

 

 

な、なるほど~・・・

これまで子供たちのお金は、

年に一度お年玉をもらった時に

手元に残す額を決めて(5千円~1万円くらい)

残りをそれぞれの銀行口座に入れていました。

 

毎年たくさんもらうわけではないものの、

銀行にも少しずつ貯まっていたのです。

 

これまでは、子供だけで何かを買うこともほとんどなく、

手元のお金も1年で使い切ることがありませんでした。

それがここへきてふたりとも、

子供だけでいろいろ買う習慣がつき、

手元のお金も少し寂しくなってきた模様。

 

あれ?おこづかい?やるべき???

 

ということで夫と相談。

ひとまず、ふた月で3千円。

その中でやりくりをすることを覚えましょう。

そういうことにしてみました。

 

そして先日、地域で『お祭り』がありました。

 

『友達と祭りに行く!』

と張り切って出かけて行った長男。

帰ってきて言いました。

 

「俺もう、残り600円になっちゃった・・・」

 

祭りで900円使い、今月分1,500円のうち

残りが600円になったと、しょんぼり。

 

でも、祭りは楽しんだんでしょう?

何買ったの?

焼きそば?射的?あとは?

いいじゃん。

楽しかったんでしょう?

 

「楽しかったけど、お金ない・・・」

 

まぁ、祭りは割高だしねぇ・・・

でも1日で900円とは、散財したねぇ・・・

 

こういう時、子供時代を思い出しません?

 

私も子供のころ、お祭りに友達と行ったのを覚えています。

お小遣いにも限りがあり、

私はリンゴ飴とか、そういうのをひとつ買うだけでした。

うちの子たちが行っているお祭りなんかよりずっと規模も小さい、

町内会のお祭りでした。

 

小6、くらいだったと思うのですが、

学校の友達のAちゃんが、

屋台で買った何かキャラクターのお面を、

首にかけて頭の後ろに付けて歩いていて、

それが当時の私にはものすんごくカッコよく見えて、

 

『わ、わたしもやりたい~!!!』

 

そう思ったのです。

 

しかし屋台を見て見ると、

お面はすごく高くて、

自分のお小遣いからは買えなかった。

だから泣く泣く我慢して、

たしか翌年、やってみたんです。

 

自分が『イケテル』と思ったことを

実際に自分もやってみて、

すごく満足したのを覚えています。

 

『ね!私、イケてるでしょう???』

そんな無言のメッセージをひとしきり振りまいて満足して、

そして同時に、

こう思いました。

 

『イケテル』ことをそのまま真似するのは気持ちいいけど、

思ったほどではなかったな。

こんなもんか・・・

 

 

回りに馴染むこと。

そして浮くことなく、引き立つこと。

そんな幻を追いかけていた子供のころ、そして若いころを

思い出します。

 

 

でもそれは私の話。

うちの子たちがどんな経験をして

どんな失敗をしてどう思うのか。

それは彼らのストーリー。

 

 

夫と相談して、年に一度の祭り。

ひとり1,000円ずつ、お小遣いを追加することに。

ただし、イレギュラーな追加は基本、

祭りの時、年に一度だけ。

1,000円使い切らなかったらそのままキープしてよし。

(祭りで無理矢理1,000円使い切るのを防ぐため)

 

 

ベイビーステップで、ひとつずつ。

まずは、予算内で欲しいものをやりくりしたり、

我慢したり、という経験を積むべし。

 

 

#お小遣い

 

#祭り

 

#高学年

 

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