おはようございます。みゆきです。
10歳と8歳の息子ふたりを育てています。
前回の続き。
私の恥ずかしい忘れ物遍歴。
②2021年ころ、ハワイ出張の時
出張に慣れているときの慢心こそが真の敵です。
ひとり暮らしの部屋でいつもの荷物を詰め、
「よし!」
と思い、まずはタクシーで会社に行って、
その後、
一緒に行く人たちと一緒にタクシーで空港に向かう予定でした。
重い荷物をいくつも積んで、
ふ~・・・
と座席に座って、
・・・え~っと・・・
あ、あれ???
私、パスポート忘れたっぽくない???
忘れたよね~
いつもしまってる場所から出した覚えないもんね~・・・
「パスポート忘れた。」
車内が一瞬沈黙で満たされ、
取引先の橋本さん(だったかな~)がひと言。
「停めてください。」
私の顔を見て、
「急げ。」
は、はいっ!!!
タクシーを飛び降り、
電車で自宅に帰り、
汗だくでパスポートをつかみ、
まずは新宿までタクシー。
運転手さんに、成田まで行くには、
タクシーと電車どちらが早いかを聞くと、
「電車でしょうね~。」
とのことなので新宿からいちばん早い電車を調べ、
ふ~・・・っ
今回はなんとか間に合いそう。
前回、チケットを忘れて間に合わなかったことを思い返しながら、
私の荷物まで持っていってくれた同僚や取引先の方々に
空港で落ち合い、なんとか一緒にハワイ行きに乗ることができました。
いやでもしかし今考えたら、
あれだけ出張に行っていて、
この私が、パスポートを忘れたのはこの1回だった、
というだけで、結構な成功体験になってしまっていたのかも。
その後も、小さな忘れ物はもはや日常。
一方の夫。
なんでもかんでもエクセルにするのが大好き。
チェックリスト大好き。
生まれながらのシステムエンジニア。
細かい細かい。
忘れ物なんてしようもんなら、
驚くほどの執着心で最後まで悔やみ続けます。
毎回の家族旅行で、常に更新版チェックリストがあります。
最初こそ夫のチェックリストは無視して
『忘れ物を含めた思い出が旅ぞよ~』
と適当にやっていると、
やっぱりポロポロ忘れ物があり、
そのたびに夫が
「チェックリストやっておけばうんぬんかんぬん・・・」
と小言を言うのです。
その小言がうっとおしくもなり、
夫に屈することになった私。
以来、チェックリストに頼ることにより、
旅の忘れ物はなくなりました。
しかし、忘れん坊体質の私とは対照的に、
夫はむしろ、チェックリスト信者なのです。
チェックリストに対する執着が半端ない。
チェックリストを作ることが目的化している節もある。
チェックリストを軽視する発言をすると
ムキになって反論してくる。
そんな夫の気持ちを逆なでしてしまった、
子供たちのチェックリスト軽視発言。
「え~、もう準備できたも~ん。」
これにより、夫激オコ。
なんでそんなに怒るのか
いまいちわかっていない子供たち。
ママの忘れ物遍歴と、
パパにとってチェックリストが大切であること、
それらを子供たちに説明する私。
家族旅行の前の、ひと悶着。
そして、私の忘れん坊遺伝子を受け継いでいる長男。
学校でも忘れ物となくしものが多いと指摘を受け、
ママの忘れん坊黒歴史を説明するも、
やっぱり響かないのが忘れん坊遺伝子の証。
きっと彼も、私のような手痛い失敗をするしかないんでしょう。
どれだけ言って聞かせても、
自分で経験しないことには納得しないものです。
「一緒に探して~」
と言われて私が探せば
秒で見つかるのも世の理のひとつです。
嗚呼、忘れ物。
技術はこんなにも発展しているのに
なくなることはない、忘れ物。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。