『石拾い』に行って、今後のことを考えたこと。

 

おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

先日、横須賀の浜辺に『石拾い』に行きました。

子供って『石』好きじゃありません?

我が家の場合特に次男が好きで、

ちょっときれいな石とか、変わったかたちの石とか、

その辺の公園でも拾ってきたりするんです。(つまりただの石)

 

だから、石を拾うために遠出しても面白いかなと、

お友達家族と行きました。

 

結果、子供たちは大満足で、親も楽しく、

良い1日でした。

浜辺の具合は、カメラの設定を間違えましてね、

天気が良くて、撮っている間は設定に気づかず、

あとから見たら色がほとんど飛んでしまっていて、

いい写真が撮れず。

3月でしたが晴れて暖かく、

子供たちは足まで海に入ってびしょ濡れになって遊びました。

 

7歳と5歳になり、

もうほとんど後をついてまわることもなくなりました。

もちろん目は離さず見守りますが、

2歳のときのようにすぐ後ろをついてまわる必要はもうないんですよね。

 

7歳なんてもう、親のことなんて振り返りもせず、

お友達との世界に夢中です。

こちらがちょっとした注意(遠く行き過ぎ!とか)をすれば聞きますが、

それ以外では見向きもしません。

 

子供が手を離れるまでなんてあっという間、

という言い方は正確ではないし誤解を生むのでしませんが、

確かに子供がだんだんと手を離れてくるのは確かだなと。

生まれてから2,3年の手のかかりようがずっと続くわけではない、

というのは事実ですよね。

 

まだまだ目と心と金はかかるけど、

手はどんどん空いてくるだろうなと。

 

ここ数年しばらく占領されてきた私の手や時間、

だんだんと空いてきたらどうしようかなと、

まだ気が早いですが考え始めています。

 

私はもちろん、もともと比較的自分の領地を必死に守ってきたほうですが、

とはいえ諦めて明け渡していた部分はありました。

 

そうだな~・・・

 

仕事はまぁそれなりに時間を使っているので

これまでのペースのままで良いかと思いますが、

 

コロナのことは一旦置いておくとして、

 

もう子供たちは自分で着替えて

自分で歯を磨いて(これはたまにメンテナンスしながら)

自分で寝ることができるので、

姉などに留守番を頼んで、

夫と夜飲みに出ることもできるし、

 

姉と2人で旅行にも行けるし、

 

そんな予定はないけど出張に行くことだってできるわけです。

 

夜の空き時間。

週末の空き時間。

 

そもそも『空き時間』を一気にゼロにされて、

 

「え?マジ?ゼロ?うそ・・・」

とキョトンとしていた時期を過ぎ、

 

いちばん欲しいものが『空き時間』

という時期を乗り越え、

 

少しずつ『空き時間』を手元に手繰り寄せる時期があり、

 

『空き時間』の捻出の仕方や増やし方を覚えたころには、

 

暇を持て余していた頃のことなんて思い出せません。

 

 

なにしようかな~・・・

 

とボー・・・ッと時間を過ごしていた頃が懐かしくもあり、

でも極端な『空き時間ゼロ』時代を経ると、

昔のように完全に『無為』に時間を過ごすことがなかなか難しいです。

 

子供たちに目を配りながら浜辺を歩いて、

大人もそれぞれ石を拾ったり

海を眺めたりしてウロウロしていました。

 

あ、きれいな石・・・

 

と手を伸ばして拾ってみて、

 

思ったより小さいな

でもきれいだな・・・

 

と思ったり、

 

顔を上げてまた海を見て、

 

潮が満ちてきたな・・・

 

と思ったり、

 

子供を目で探したり、

 

そんななにも考えていない時間は、

決断ばかりが続く大人の日々の

つかの間の『無為な日曜日』のようなひとときだったのです。

 

でも、子供を持たなかったら

石を拾うためだけに浜辺に行くこともなかっただろうな。

 

上手く言えないんですが、

私はアメリカに留学したことで世界は広いと知ったはずだったんですが、

その広さを見誤っていたようで、

子供を持ったことでそれはもっと宇宙のように広く深いと知ることができました。

 

その広さと深さは私なんぞには計り知れないほどだと、

その広さと深さすら、私には知ることができないのだと、

それを教えてくれたのが子供たちでした。

 

だから彼らを産んで、良かったなと、

そう思ったんです。

 

 

 

 

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