
おはようございます。みゆきです。
11歳と9歳の息子ふたりを育てています。
相変わらずピアノが楽しいのです。
やっぱさー、
わかってはいたんですけどー、
一度グランドピアノで練習し始めちゃったら、
もうアップライトには戻れないんですよねー。
近所のピアノスタジオで週1で練習しているのですが
(家では電子ピアノ)
そのスタジオにはアップライトとグランドピアノと両方あって、
当然、アップライトのほうが利用料がお安いわけですよ。
グランドピアノのほうが部屋数も多いので、
ずっと思っていたんですよ。
『だよね、だよねー。
やっぱグランドピアノだよねー。
一度グランドピアノで練習し始めちゃったら、
アップライトじゃ満足できなくなって、
ずっとグランドピアノを予約しちゃうよねー。』
だから我慢して、
グランドピアノは予約せずに、
アップライトで練習していたんですが、
ある時、どうしてもアップライトの部屋が空いてなかったんですよ。
元々アップライトの部屋は2つしかないので、
埋まっちゃってたのね。
『仕方ないなー』
とグランドピアノを使ってしまったらもうダメ。
以来、時間数を減らしてグランドピアノを予約する羽目に。
わかってた展開だけどー。
やっぱりさ、弦が長い分、
鍵盤の弾き方による音の変化の、
その幅が広い。
だから、弾いてて楽しい。
まんまと、はい。
3歳~18歳までエレクトーンを習い続けていて、
18歳でアメリカへ留学する際にやめて、
一時アメリカで少しピアノを習ったけど、
すぐにまた引っ越してやめてしまって、
以来、
『いつかピアノ習いたいな…』
と思ったまま十数年。
今年はじめからやっと習い始めて、
『私の老後は安泰』
という実感がバリバリにあります。
「こんなにちゃんと練習してくる人は
なかなかいないよ。」
先生にも、練習だけは褒められました。
なんせピアノは初心者なので、
練習だけね。腕前はからっきしです。
いま練習している課題曲は、こちら。
美しい曲なのですー。
さすがベートーベン、よく知らんけど。
でもね、でもね、
こんなに簡単には弾けないんですよ、素人は。
まず、最初の小節から大いに躓きますから!
2つの音を同時に押す。
同時に押しながら、
2音ずつ、楽譜に合わせたリズムで動かす。
素人がやると、2つの音が必ずちょっとずれるのね。
動きやすい指とそうでない指があるからね。
同時に押すという簡単なことでさえ、
頑張らないとできないの。
且つ!
ちょっと弱く押す音とそうでない音がある。
更に!
左手は右手より弱く。
右手の音を立たせる。
これを、同時にやるの。
最初の1小節だけでも、
先生に何度も直され、
楽譜に鉛筆でいっぱい書き込みをされ、
「できないー…」
と弱音を吐きながら。
「頑張ってるのはわかる。
はい、ここからもう1回!」
優しく厳しく叱咤されながら。
そして、1曲最後まで躓かずに弾けるようになっても、
最後まで『完成』はしないのです。
もっとこの音を大きく。
もっとこの音を弱く。
早く、遅くでも大きく。
どこまで行っても終わりがなくて、
完成もしない。
ひとつ前の課題曲。
強く出さないといけない音が
よりにもよって薬指。
強く押しているつもりが
へにゃん
とうまく力が入らない。
でも、強く押すというよりも
早く押すと大きな音が出る。
その音がどうしても出ない。
何度練習しても出ない。
「ま、これはひとまず現時点での限界かな。
ずっと弾いてりゃ弾けるようになるもんでもなくて、
他の曲を練習しながら、全体的な技能が上がるから、
また久しぶりに弾いてみると弾けるようになるかも。」
と、合格点でも及第点でもない感じでしたから。
は~、老後にピッタリの趣味。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。