なぜゲームに『ルール』があるのかを学ぶ、の巻。

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

人生ゲームブームがまだまだ続いております。

 

購入して3週間ほど。

まだまだ毎日1日1回は人生ゲーム。

休日には最低3回はやっています。

 

さすがに大人は数日で飽きて、たまにしかお相手しません。

ほぼ8歳と5歳のふたりでやっています。

 

多分、ゲームそのものというよりも、

偽物だけどお金っぽい、たくさんの紙。

それをいじったり、集めたり取り上げられたり、

数えたりするのが楽しいのだと思われます。

 

5歳の年長さんが、

 

『5万ドルの家を買うから2万ドル分の借用書を2枚と

1万ドルの紙幣、

あと火災保険にも入るから5千ドル引いて・・・』

 

という計算をしながら銀行役をやっています。

 

計算も覚えちゃっているようで、おもしろいです。

 

気づいたのですが、特に子供ふたりだけでやっているとき、

ルールを曲げがちです。

 

ルーレットで出た数に納得がいかないからもう一度ルーレットをやり直す。

止まったマスが嫌だからやり直す。

いちばん給料の高い職業に勝手に就いちゃう。

 

 

その時プレイしている全員がそれでいいならいいので

特に口は出していませんでした。

 

そしてその『子供ルール』を、私もプレイしているときに適用されました。

 

ルーレットを回し直す長男。

 

3回目に出た数に納得して進めます。

 

「じゃあママもやり直す。

1じゃやだからもう1回・・・」

 

「ズルイ!!!」

 

「だって長男くんもやり直したじゃん。

ママだってやり直したい。」

 

「でもズルイ!!!」

 

「本当にズルイ???」

 

「・・・ズルくない・・・」

 

もうこの時点で泣いていましたが、

お友達とやるようになる前に、

なぜゲームには『ルール』があり、

なぜルールを守るのか、

この機会に体験しておいてもいいかなと。

 

お友達と喧嘩して覚えてもいいことだと思いますが、

たまたまいい機会だったので。

 

 

「長男くんがルーレットやり直したなら、

ママだってやり直したい。」

 

と私が言うと、夫はこう言いました。

 

「それならパパはもうルーレットやらないで、

好きな数字を進みたい。」

 

「なるほど、確かにそうだね。」

 

と話していると、

 

あ゛ーっっっ!!!

 

と頭をかきむしる長男。

 

「もうわかった!わかったよ!!!

やり直さないよっっ!!!」

 

 

ゲームに負けそうになったり、

ちょっと納得いかない流れになるとまだまだ泣き叫ぶ子供たち。

何度もやるしかないね。

 

「なんでゲームにルールがあるかわかったかな?」

 

絵に描いたようなブスくれた顔で俯きながら

長男が頷きました。

 

 

 

『ゲームなんかで悔しがってたけどそれどころじゃないな。』

 

私が初めてそう思ったのは、

小3くらいで吹奏楽部のジャンケンに負けて、

吹きたかったトランペット担当になれなかった時。

 

諦めて前向きに頑張るしかないと、

思うしかないのだと思ったけど、

やっぱり思えなかった時。

 

 

 

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