おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
ランドセル買うのって、早すぎですよね。
4月に新一年生になるお子さんのランドセルは、
1年前から探し始めて購入する、というのが最近のスケジュールなんでしょうか。
今年から1年生の長男のランドセルも、
確か前年の夏ごろになったような。
次男はいま年中さん。(早生まれなので小さいです。)
長男のランドセルが家にあるので、
自然と次男のランドセルの話になります。
しかし昨今のランドセル事情は、なかなかセンシティブですね。
私が子供のころにはまだ、男の子=黒/女の子=赤、
以外の子はほぼいませんでした。
学年に一人くらい、ピンクの女の子やネイビーの男の子がいたかな~、
という感じでした。
なんせ30年前なんで~・・・
「何色がいい?」
と本人に聞きながら、
『多数派』がどんな色を持っているのか、
情報として与えます。
その上で、ランドセルは6年間使うということを、
未来のことが見えにくい未就学児に伝えます。
少数派の色のランドセルを持つと、
どういうことになる可能性があるのか、
子供にわかる言葉で教えます。
そして長男は【黒】を選びました。
次男は今のところ【緑】だと言いますが、
まだ少し先のこと。
『好きな色を選んで欲しい』
という心と、
『少数派が茨の道だと知っている大人』の心と。
しかし女の子はだんだんと、
【社会的弱者】特有の逞しさで、
多様化が進んでいるようです。
紫やピンク、水色にキャメル、
赤以外が3割以上になれば、
もはや赤が【マジョリティ】ではなくなり、
それこそ多様性。
いま女の子が黒を持つハードルと、
男の子が赤を持つハードルとを比べたら、
その差が実感できます。
男の子にとって赤は、格下の色。
私たち大人が、女性も男性も、
男が上、女が下だと認識しているため、
逆の場合と比べて心理的ハードルが高いです。
ましてランドセルは象徴的です。
男の子で黒以外となると、
紺、青、が無難の範疇で、
キャメル、緑くらいまでが限界でしょうか。
暑さのこともあるし、いっそのことランドセル廃止したほうが良いと
私は思うのですが、なかなかなくならないものです。
一般論として、社会へ向けて発信する時、
『子供本人が好きな色を選ぶべき』
だと思います。
個性を伸ばせと言いながら型にはめるのは子供も混乱します。
しかし我が息子が『赤いランドセルがいい』と言ったら、
やはり赤以外へ誘導します。
相手によってメッセージが変わるのは当たり前。
何かの本で読んでやっと安心できました。
『しずかちゃん』をコンテンツ扱いする国民的アニメ『ドラえもん』について、
おかしいものはおかしいと社会へ向けては言いますが、
子供が『ドラえもん』を見ることを止めるのは難しいです。
中和できるようなほかのアニメと合わせてみてくれればいいかな~と
思って見せています。
いや、ランドセル。
何度考えても、リュックで良いじゃん、と思います。
体がみるみる大きくなる6年間、
同じカバンを使い続けるってなんか無理があります。
そして高い、高すぎる。
割と『人と違う』ことを好むような気がする次男、
しかし、自衛本能として『回りに馴染む』ことも当然気にします。
そんな彼が、どの色に落ち着くのか、楽しみです。
社会のいち大人としては、
赤だろうがピンクだろうが選んで欲しいですが、
親としてはネイビーあたりがオトシドコロか?
なんて思っています。
早く小学生になりたいと言いますが、
小学生って忙しいですよね。
はぁ~・・・この前赤ちゃんだったはずなんですが。
あっという間、とは思いませんが、大きくなった。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。