物語の設定を変えてみよう、という話~最近よくインタビューを受けます

 

おはようございます。みゆきです。

波、来たかな?

来てたらいいなー(笑)

 

最近立て続けに、『性別のない子供服店』について取材の問い合わせをいただき、

インタビューにお答えさせていただいたりしています。

 

以前からこのブログを読んでいただいている方は覚えているでしょうか。

姉のちょっとした呟きから、私は『Neutral』という名前の子供服店を始めました。

私のお店では、『BOYS/GIRLS』というカテゴリー分けをしていません。

 

たったそれだけのことなんですが、

そこには意味があると姉に教わり、納得し、やってみようと思いました。

こんなページも作りました。

 

インタビューを受けると、いつもうまく説明できず、

やはり私はしゃべるのが下手だなと、

時間をかけて言葉を選びながら文章に書くほうが、

私の考えを正確に伝えることができる気がします。

 

男の子/女の子とカテゴリー分けされているお店があるのは別にいいと思う。

でも、すべてのお店がそうである社会では、

生きにくい子や人が出てしまう可能性が高い。

性別でカテゴリー分けしていないお店自然に存在することに

意味があると思う。

 

姉に言われ、なるほどと思い、

インタビューでもそう答えてきました。

 

でもなんか、もう少しわかりやすい説明がないかなと、

ずっと考えていました。

例えば『ドラえもん』というストーリーの場合。

 

のび太君のママが、

フルタイムで働いているという設定だったら、

物語の展開って現状とは変わる点がたくさんあると思います。

 

「ママに見つかっちゃうよ~!」

とのび太君とドラえもんが焦るシーンは違う描かれ方になり、

パパと3人でご飯を食べるシーンが出て来たり。

そしてその派生でいろんな変化があるはずです。

 

私が『性別によるカテゴリー分けをしない子供服店』を開いたのは、

私たちの生きる物語の、設定を少し変えたいと思ったからなのだと思いました。

 

男の子/女の子とカテゴリー分けされているお店がある中に、

カテゴリー分けされていないお店がひとつもないのと、ひとつあるのとでは、

『物語の設定』は変わってきます。

 

しょせん小さなオンラインショップなのですが、

とはいえ実際あるのと、ないのとでは、

違うと、思うんです。

 

実際に存在するものを設定として

そこで展開される物語が、私やあなた、そして子供たちの人生であり、

その設定が少し変わることが、物語の展開を少し左右すると、

それが私が、私のお店を始めた理由であり、維持したい理由なのだと思います。

 

携帯電話やポケベル(!)が設定に無かった時代の恋愛物語と、

スマホやSNSがある時代の恋愛物語が違うように、

 

性別のない子供服店がある今と、

なかった時の子育て物語が違ったら、いいなと、

そういう思いです。

 

そして同時に、

『生きる物語』と合わせて『見る物語』も、

アップデートしてくれたらいいなと、感じています。

 

『ドラえもん』のママが働いていたり、

しずかちゃんがわがままを言ったりズボンを履いたり、

 

『しまじろう』のみみりんのお母さんがレズビアンで妻がいたり、

 

『サザエさん』の近所の子供が車いすに乗っていたりしたら、

 

そしてそれを自然に描いてくれたら、

それを見ている子供たちはそれを当然のこととして受け入れると思うんです。

 

『多様性を受け入れるべき』

というよりも、

 

既に社会派多様性で溢れてしまっているので、

私たちや子供たちの意識をアップデートせざるを得ない状況だと

思うのですが、どうでしょうか。

 

念のためですが、

今の社会が『男らしい』『女らしい』と定義しているもの、服が好きな

男の子も女の子も、そのままでいいのです。

好きなものを好きだと言い、それで素晴らしいのです。

 

ただ、そうでない子や人が、

同じようにそんな自分を認め、誇り、あるがままに生きていける、

そんな物語を、大人である私たちが子供たちに用意してあげられたら良いんじゃないかなと、

そう思うのです。

 

・・・ってうまく説明できた気がしませんが・・・

 

 

今日、どんな服着せてる?

こどもがハマってるキャラクター

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