おはようございます。みゆきです。
今朝の話。
次男を保育園に送りに行く日だったので少し急いでいました。
子供たちと朝ごはんを食べさせ、前の晩部屋干ししておいた洗濯物を
ベランダに出していました。
玄関横の部屋から、リビングを通ってベランダへ。
リビングの扉を開け、いつものようにまずは足元を確認。
洗濯物を持っているので足元が見えにくかったのです。
よくリビングの床に落ちている小さなおもちゃを踏むと腹立たしいほどに痛いし、
本を踏んで滑りそうになったりするし、
そしてこの子。
猫なので当たり前ですが、
いつも音もなく足元にいたりします。
4kgに満たない小さな子。
足元を確認してリビングの扉を後手に閉めました。
その時にふと片足に重心を移すと、
ンギャッッッ!!!
はぁぁぁぁぁ・・・やってしまったぁぁぁぁぁ・・・
足の裏に猫の小さな足の感覚を感じてすぐに足を浮かせたつもりですが
遅かったようです。
普段は出さないような声を上げて、
急ぎ足で寝室に向かう猫。
向かう先はこちら。
ベッドの下は、唯一猫しか入れない場所。
彼女にとって安全な場所。
「ごめんね。ごめんね。大丈夫?」
何度声をかけても出てきてもくれなければ
ニャとも言ってくれません。
猫を飼い始めて間もない頃は、
結構頻繁に足や尻尾を踏んでしまいました。
初めて踏んでしまった(私だったか夫だったか)ときは、
その聞いたこともない声に驚きました。
足が折れたりしたかと思うほどの声。
すごく痛いときの声。
ふとキッチンで一歩後ろに下がるとそこにいたり、
ふと一歩足を出した先に音もなくしゃがんでいたりします。
気をつけているつもりでもつい踏んでしまい、
痛い思いをさせてしまいました。
そんな彼女ももう11歳。
人間だけではなく猫も、年を取ればとるほど『賢く』なり、
人の言葉も理解するというのを聞いたことがあります。
久しぶりだったからか、
年のせいか、
今回はなかなか許してくれませんでした。
ベッドへ入ってしまったのでとにかくそのまま次男の保育園へ行き、
帰ってくると猫はご飯を食べていたのでまた声をかけました。
いつもなら私の顔を見れば甘えた顔をするのに、
明らかに怒った顔をして足早に離れていこうとします。
「ごめんなさい。もっと気をつける。ごめんね。」
ちゃんと歩いているようなのでどこも痛めてはいないようでひと安心。
でも普段ならまっさきに寄ってくるのに、
ぜんぜんこっちへ来てくれません。
何かを訴えるように怒った声でニャーと鳴き、
私に向かって尻尾を横に振ってみせます。
まだ怒ってるのね・・・
怖がらせてもいけないので離れたところから何度も謝りましたが、
結局その場では許してもらえませんでした。
足を踏んだのは数年ぶりだと思うので忘れそうでしたが、
前回踏んでしまったときはここまで彼女の怒りは長引かなかったような。
2時間ほど仕事をして、
また手を止めて謝りに行きました。
いつものダンボールに入って寝ていたところでしたが、
少し離れたところからまた「ごめんね」と声をかけました。
いつもなら私が側に行くだけでゴロゴロ言うのに、
まったくゴロゴロ言わず、ちょっと近くへ行くと
ンギャー・・・と怒った声。
な、ながい・・・
まだ許してくれない・・・
使いたくなかったけど、最後の手を使いました。
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1日1回ひと袋、毎日おやつをあげています。
これをまだいつもの時間になる前にふた袋あげてみました。
袋の音に駆け寄ってきて、
躊躇なくいつものように手から食べてくれました。
ひと粒ずつ1回、「ごめんね」と声をかけました。
全部食べ終わり、
彼女がおそらく知っているであろう言葉「もうない」と言い、
また謝り、軽く握った拳を顔の前に出してみました。
いつもの彼女なら、私の拳に頬を擦り付けるはず。
しばし考え、食べ終わった直後なので舌で口の周りを舐め、
しばし考え・・・
やっと許してくれました。
一応、一応だよ。
まるでそう言っているかのように頬を擦り付けて、
そしてまた離れていきます。
また何度か謝り、手を差し出しました。
いつもならすぐに寄ってくるけど、またなかなかこちらを見ながらゆるゆると歩き回り、
待っているとやっとまた手に頬を擦り付けに来てくれて、
やっとなんとか許していただきました。
あー・・・長かった。
怒らせると大変。
ごめんよ、ホント。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?