おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
5歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きのお金、子育て、仕事などについて書いています。
長男が5歳児クラス、次男が3歳児クラスの保育園児です。
私自身は、いまの私立認可保育園以外通わせたことがないので、
ほかの保育園のことは知りません。
でも、私は特に、いまの保育園に大きな不満はありません。
子供によっては合う、合わないがあるかもしれませんが、
子供たちを安心して預けられる、とてもありがたい、頼りがいのある存在です。
今の時代、
待機児童
保育士不足
保育士のお給料の問題
保育士の負担の問題
そんな問題の存在自体の認知度はかなりのものだと思います。
そんな状態での、
保育園主催の豪華な行事に、違和感を覚えます。
いや、子供は喜ぶので、ものすご~くありがたく、嬉しいんです。
いつもありがたく参加しています。
だからその分、
申し訳なくなるというか、
その負担、保育士さんが負うべきもの?
と思わずにはいられません。
発表会の衣装も、ものすごく立派な、保育士さん手作りのもので、
毎年変わります。
大人が見ても、かなりの完成度の衣装です。
発表会に向けて練習すること
発表会という本番の機会を与えられること
親が子供の成長を見る機会
どれをとっても、発表会の良いところは山ほどあるので、
やって欲しくないわけではありません。
でも、別に衣装はそこまでの完成度でなくても、いいんじゃないでしょうか?
夏祭り、これまた豪華な手作りの出し物がいくつも並んでいて、
土曜日に保育士さん全員出勤させて、
保育園でやらないといけないでしょうか。
もちろん子供は、週末にお友達に会えたり、
手作りの出し物に喜びます。
でも、お祭りは自治体でもやっているし、
保育園のお友達と誘い合わせていくこともできます。
運動会の衣装も、ものすごいんです。
ひとつひとつ手作りの、完成度の高い衣装が、
いくつもいくつも出てきます。
もちろんそれを着た子供はみんな、メチャメチャかわいいです。
でもそこも、別にそこまでの完成度でなくても、
十分満足ですし、子供も衣装の完成度を求めているわけではないと思うのです。
2018年に全国の1万5,358人の保育士さんを対象に行った調査で、
彼らが最も負担に感じること、第1位は、
『行事』
だそうです。(⇒ニュース記事はこちら)
でしょうよ、でしょうよ。
あんな完成度のものを、段ボールや画用紙、テープなんかでいちから作るって、
相当大変よ?
それでなくても、休日出勤でしょ?
振替休日があるのかもしれませんが、
休日手当とかちゃんとあるの?
先ほどの調査で、保育士さんたちが最も改善を求めることは、
「給与などの待遇」
それってつまり、
お給料に満足いっていない状態で、
負担に感じる行事を運営してくれている、
ということですよね。
実際に現場で手を動かす保育士さん自身から、
「衣装のグレード下げてもいいんじゃないですか?」
という声は発しにくいと思うんです。
自治体、運営会社、保護者から言わないことには、
なんとなく、これまで達成してきたレベルを達成させないことには、
「できた。」
とは言えない空気なんじゃないかな、と。
自分が子供のお世話をしていても、子供と遊んでいても思いますが、
自分の心に余裕がないと、
子供の視点に立った遊び、子供の個性を伸ばすような働きかけって、
できないです。
これが会社なら、
「この業務必要ですか?」
と言える人がひとりはいます。(以前の会社には必ずいました。)
それを偉い人が聞き、
やっぱり必要、または無くしてヨシ、という判断を下して、
チャンチャン
となります。
しかし保育園の場合、
なんせ基準が『子供たちの健全な発育』という至極曖昧なもの。
『子供たちの健全な発育』のためにできること、すべきことは、
キリがありません。
私自身、保育園に子供を預ける保護者のひとりとしては、
子供の安全、お友達との付き合い方を含めた教育、には
保育園に多くを期待しますが、
その中で『行事』は大きな比重を占めません。
いろんな考えの方がいて当然ですし、
いろんな保育園があると思います。
私はただ、保育士さんの「子供が好き」という気持ちに
フリーライドしたままなのは、
私は何とも座り心地が悪いです。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。