おはようございます。みゆきです。
８歳と６歳の息子ふたりを育てています。
みんなそうだと思いますが、
子育てしてると毎日毎日、
グッとくる瞬間ないですか？
『かっわいいな～・・・』
と噛み締めたり、
子供がいなかったらこんなに怒鳴ることもなかっただろうな、
というくらいの大声を出したり、
ギュッ・・・と抱きしめたくなって抱きしめたら
頭突きをくらったり。
子供がいなかったら、
日々こんなにも波が立たないですよね。
でもさ、でもさ、
日々のこんなグッ・・・とくる瞬間、
その時はすごくグッ・・・と来たのに、
どんどんどんどんと、
忘れていっちゃうんだよな～と。
いうことで、最近私がグッ・・・ときた瞬間たちの話。
いつもの朝でした。
長男が最初に起きて、
ひとりでキッチンで水筒を洗ったり
途中まで朝食を作ってくれていました。
そして私が起きると、
なぜか長男が皿を洗っていたんです。
前の晩から、シンクに少しお皿が残っていたんですね。
でも我が家には食洗器があるので
手で皿を洗う必要もないし、
どう見ても汚れは落ちていないしと、
咄嗟に言っちゃったんです。
「どーしたどーした。
お皿は洗わないよ。」
その瞬間の長男の顔。
ちょっと俯いて、
顔が中央にクシャッと崩れて、
目から涙がブワッと湧いてきて、
メガネをかけた８歳の顔が途端に幼く見えて、
グッ・・・ときました。
ごめんごめん、
お皿洗いたかったの？
ママのお手伝いをしようと思ってくれたの？
と聞くと
コクンと頷くので、
洗ってもいいけどうちには食洗器があるから洗わなくてもいいこと。
それでも手で洗いたいなら洗ってもいいけど、
それなら洗剤を付けて汚れをちゃんと落とすことを教えると、
涙と一緒に流れ出た鼻水を拭きにティッシュを取りに行き、
シンクに戻ってひとしきり満足するまでお皿を洗っていました。
８歳はもう結構大きいと思っていたけど、
まだあんな表情をして
私の心を掴むんだなと、
驚きもしたし、
なんとも言えない可愛らしい顔を
何度も頭の中で思い出してしまう次第です。
お次は次男。
その日は夫が学童へお迎えに行く日で、
私は長男と一緒に家で待っていました。
いつものように次男と夫が帰ってくると、
次男が走って転んで擦りむいたと。
洗面所で傷を洗う、洗わないで夫と次男で揉みあい。
『沁みるから自分で洗いたい』
と泣きながら言う次男を尊重し、
私が見守る中、自分で肘の傷を水で洗いました。
手で水をすくい、
肘の傷にかけると、沁みる。痛い。
と、
わあああ～ん！！！
と泣くんです。
ひとり、
わあああ～ん！！！
と泣きながら
傷を洗っている姿が、
なんともグッ・・・ときました。
痛いことはいくつになってもあるけど、
わあああ～ん！！！
と声をあげて泣きながら、
でも自分で沁みる傷を洗う時期って、
きっとすごく短い期間だと思うんですよね。
そのうち痛くても泣かなくなっちゃうんでしょ。
そうして、私のグッ・・・ポイントを思い返してみると、
やっぱりそれは、
子供が『弱さ』を見せる時なんですよね。
『かわいい』ってやっぱり、
弱い相手を守ろうと思う、その気持ちがこの『グッ・・・』
という気持ちなんですよね。
『グッ・・・』にもいろんな種類がありますが、
このタイプもあるよね、ということです。
こんな瞬間は映像には残せないけど、
記憶の端からどんどんと消えていってしまう40代。
スゲーかわいい。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。
