『お山の大将理論』でラクにいきたい

 

おはようございます。みゆきです。

11歳と8歳の息子ふたりを育てています。

 

先日ちょっと、仕事で軽井沢へ行ってきました。

軽井沢へは遊びにも行きますが、今回は仕事で1泊。

 

普段お手伝いしているお店のポップアップ出店のお手伝いに。

 

普段ずっとパソコンの前で仕事をしているので

多少疲れはすれどお店屋さんごっこみたいで楽しく、

仕事はそれなりに順調に進みました。

 

 

こういうポップアップ出店て、

お店の種類や地域にもよると思うのですが、

販売そのものは言わずもがな、

お店同士の交流も結構大事だったりするようです。

とはいえそれはオーナーの仕事。

私はその間に店番です。

 

 

そして戻ってきたオーナーが教えてくれました。

 

「隣のブースのあの女性。

普段はあのお店の人じゃないんだって。

普段はXXXショップ(軽井沢)にいて、

あとはいろんなお店のお手伝いしてるんだって。

でも引っ張りだこで大人気で、

すごい忙しいみたい。

ほんと軽井沢も人不足だから、すごい需要あると思う。」

 

へー!そうなんだ。

あのお店の人かと思ってました。

 

「なんかちょっと、

みゆきさんみたいじゃない?」

 

え!?あ、なるほど。

たしかに。たしかに似てますね。

 

社会にはきっと

私ひとりくらいなら生きていける【隙間】があるはず。

 

そう信じて会社を辞めました。

 

会社という【大きな山】で

ほかのたくさんの動物たち、植物たちの中で役割を担うことで、

大きな獲物を得て、それをたくさんの動植物たちと分け合い、

生きてきました。

 

その【大きな山】の大将たちはトラやクマで、

ネズミの私にはわからない視点でその山を見て、

管理、維持していました。

 

 

しかし私はネズミなので、

肉は無くても生きていけます。

でも、同じ山に住む肉食動物のためには

【山単位】では肉も必要なわけです。

ネズミなのに肉の獲物にも関わる仕事をして、

その報酬として木の実をもらって暮らしていました。

 

 

それが私の目に、なんともまどろっこしく、

非効率に映り出したのは、

母さんネズミになったから。

子ネズミたちのお世話に時間と心を持っていかれ、

本当は必要なのは木の実なのに、

 

『あれ、私なんでいま肉捌いてんだっけ?』

 

と思い至った四十路の始め。

 

 

これ、こままま木の実を集めることに専念したほうが、

早くないのかな?そんなことないのかな?

 

 

疑心暗鬼から信念をなんとか育み、

木の実が豊富に見える【小さな小さな山】へ

思い切って居を移しました。

 

それまでは【大きな山】で働くことで、木の実をもらえました。

 

しかし【小さな山】で木の実を育てて収穫しようと思ったら、

木の実を入れるカゴすら持っていないことを知りました。

たしかに肉を捌く【無駄に思えた作業】はなくなったけど

代わりに木の実を集めるための道具を

いちから自分で揃えることになりました。

 

 

数年かけて道具を揃え、木の実の採集について経験を積むうちに、

肉を捌いた経験が無駄ではなかったことに気づきました。

この経験がなかったら、木の実が育ちやすい環境のことを

知らなかったかもしれない。

 

 

比喩が長すぎました(笑)

でもネズミの話は書いていてもちょっとおもしろかった(笑)

 

 

とにかく、

軽井沢で軽やかに引っ張りだこになっている彼女のように、

【小さな山】は確実に存在していて、

人ひとり・ふたりが生きて行けるだけの隙間は確かにある。

 

ただその隙間で生きていくには、

私の場合は、【大きな山】での経験なくして成しえないことだった。

 

でも、【小さな山】への引っ越しは

やっぱり怖かったし、ラクではなかった。

 

ああ、あとは、私が元々ネズミだった、

ってことも大きかったかもしれない。

元々【大きな山】でトラの人はいて、

そんな人が必要とする山は、

私の山よりは大きいと思う。

そうなると、

『いまの山に残っても同じじゃね?』

ってことになる。

 

 

なんせ元々がペーペーのちっこいネズミなもんで。

ちっさいちっさい山で十分幸せなんでござる。

チューチュー

 

 

 

#山

 

#会社員

 

#フリーランス

 

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お忙しいところすみません。。

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