おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
長男のテレビ熱が留まるところを知りません。
平日は夜の1時間、週末は午前、午後と数時間ずつ、見ていました。
「オモチャを片付けないとテレビは見れないよ」
と言い続けたところ、
気持ち悪いほどに、何も言わなくても片付けるようになりました。
そしてすぐ、私や夫にこう聞きます。
「これでテレビ見れる?」
まぁ、見れるけども・・・
お片付けがものすごく上手になったけども・・・
それにしてもやっぱり、テレビ好きすぎやしないかい?
と思っていました。
ま、そりゃそうですよね。
あんなに刺激を常に与えてくれるんですから。
子供は好きに決まっています。
テレビが見たいばかりに、黙々とオモチャを片付ける長男を見て、
『何かが違う』
とずっと思っていました。
テレビを見ること自体は、必ずしも【悪】ではないと思います。
テレビを通じて覚えることもたくさんあります。
動物の番組なども見るので、そこから学ぶこともあると思います。
でも、やっぱり今の状態は、何かが違う気がする。
以前、Youtubeを消した話を書きました。
以来Youtubeに関するもめごとはなくなり、その点では平和になったのですが、
それでもやっぱりまだ、なんだか私の中で違う気がしていました。
そして気づいた、『何が違うのか』。
テレビは刺激が強く絶え間ないために、
見ているとすぐに数時間経ってしまいます。
それは大人でも同じです。
だからテレビを見始めると、ほかのことをする時間がなくなってしまうんです。
子供たちの起きている時間は14時間ほどと短いです。
その貴重な時間の中で、もっといろんなことをして、いろんな楽しみを見つけて欲しい、
私はそう思っていたんだと気づきました。
だから長男に、そのまま話してみました。
「ママもね、テレビを見るのは別にいいと思うんだ。
でもね、テレビ見てると、あっという間に寝る時間になっちゃうでしょ?
そうするとね、ほかのことをする時間がなくなっちゃうんだよね。
ママはね、長男クンに、いろんなことをして、いろんな楽しみを見つけて欲しいと思うの。
オモチャも、迷路も、パズルも、ご本も、工作も、テレビ以外にも楽しいことはたくさんあるの。
ママは長男クンに、いろんな楽しいことをして欲しいの。」
頷きながら聞いていた長男、
「わかった」
と言うので、
テレビを見る時間をどうやって区切るか、ふたりで相談していました。
そして夫が、横からこんな提案。
「パパはね、テレビを見る時間を『制限する』のは違うと思うんだ。そうじゃなくて、ほかのことをする時間を決めたいな。パパも本が読みたいから、『本を読む時間』とか、いまは『ラキューの時間』とか。制限するよりも、ほかのことに充てる時間を、ちゃんと決めたらいいと思うんだ。」
パパ、やるねー。
それいいねー。
なんて話していて、その日は普通に少し寝る前にテレビを見ました。
その次の日は平日で、普通に保育園から帰ってきて、
お風呂に入ってご飯を食べると、長男が本を読んでくれと言うので、読みました。
すると、ほかの本も読めというので、読みました。
そして次はブロックをすると言い出します。
「あれ?今日はテレビは見ないの?」
と聞くと、
「うん、今日はテレビは見ない日なの。」
「なんで?」
「だってね、テレビを見ちゃうと、ほかのことが何もできなくなっちゃうから。
ほかのことも、しようと思って。」
子供や若者にとって、
『将来』を自分事として身近に描くことは難しいと思うんです。
大人がどれだけ、
「これはあなたの将来のためだ」
と言っても、子供は目の前のことに夢中だと思うんです。
私も子供のとき、若いときはそうでした。
でも、今のこととして、真剣に話すと、通じることがあるんだな、と思いました。
5歳児って、けっこうちゃんと聞いてるし、考えてるんだな、って。
ま、長男にはこの正攻法でうまく行きそうですが、
同じように次男に効果があるかはわかりませんし、
その子によって通じやすい方法があるのだと思います。
正解も不正解もないし、結果がどうあれ、良いのか悪いのか、そんなのはいつになってもわかりませんが、
『あなたのことを真剣に考えている』というメッセージが伝わればいいのでしょうか。
それすらも、わかりません。
いつまで経っても、探り探り。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。