おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
どうですか?お手元に布マスク2枚届くそうですが?
さすがに驚きました。
ちょっとこれまでとはレベルが違うというか、
いまだにまだ
「うっそーん!冗談でしたー^^」
と言われるんじゃないかと思うほど。
しかし今回は、安倍さんや政府のことではなく、
それを受けた人たちの反応の話。
「布マスク一世帯に2枚配布。」
とニュースで聞いて、
さすがにほとんどの人は、
『ち、違うだろ・・・』
と思ったはずなんですよね。
配布するだけで何十億円とかかるわけで、
そんな大金、他にもっと良い使い道あるだろって。
一世帯に2枚って、は?って。
でも、それでもなお、
「日本には財源がない。」
「ほかの国とは違う。」
「日本の医療制度、保険制度を考えたらこれ以上は無理。」
と言う人がいます。
私はこれが、少し違うんじゃないかと、思うわけですよ。
以前こんな話をどこかで聞きました。
もうどこで聞いたのかも忘れてしまったんですが。
ある姉妹がいて、
ご両親が何かの理由でふたりを育てられなくなり、
親戚の家に預けられたそうです。
確か7歳と、11歳とか、
それくらいの年齢だったと記憶しています。
子供にもいろいろとあり、
学校で修学旅行などで、集金されることがある時、
親戚の叔母さんだったかおばあさんだったか、
「お金をください。」
と言うと嫌な顔をされると。
叔母さん、おばあさんにしたら、
子供たちを預かっていることも納得できないのに、
お金まで出すのは嫌だと。
だから妹は、「お金をください。」と言うのが嫌だと、
自分の姉に話したそうです。
その時姉が言ったこと。
「それは大人が考えること。
全部の事情も知らないし、
私たち子どもにできることは限られている。
だから私たちは必要なら、
叔母さんに『お金をください。』と言うだけ。
そこから先は、大人の仕事。」
これと同じことが、政府や社長との関係の中で起きていると、
思うことがよくあります。
私はとにかく今回のコロナ騒動で、
事業や生活に困っている人が必ずいて、
そんな人たちを救済する措置を
政府にとって欲しいと切に願っています。
そのためにどうしたらいいかは、私にはわかりません。
詳しい事情は私は知りませんし、
私は別に本業があるので、
『どうやってそれを実現するか』を考える時間も能力もありません。
でも、そのためにいるのが、
為政者たち、省庁の人たちです。
彼らはそれが本業であり、
必要な情報やリソースにもアクセス権があるわけです。
私たちはただ、
「今のままではダメと思う。なんとかして!」
と『無責任に』言えばいいと思うのです。
「そんなこと言ったってじゃあどうすんだよ!」
と言う人もいますが、
「それは知らない。そこから先は国の仕事。」
そう言うと、なんか、
『子供っぽい人』
『アタマ悪そうな人』
『何も考えないで文句だけ言う人』
のように映るのは、なんでなんだろう。
言ったって変わらない。
言うだけでは変わらない。
そういう文化?風習?
ドイツという国は、
世界中の政府が見本とするような優秀な医療費制度を持っているそうです。
ニュース記事で読んだだけですが。
年金制度も日本と類似点が多く、
日本と同じく高齢化が課題です。
少子化問題もまだまだ取り組んでいる途中。
人口は日本より少し少ないくらい。
そんなドイツは、
文化芸術を生業とする人たちに、
今回の自粛で、ひとり60万円という大金を数日後に振り込んだとか。
『文化』と『国民の生活』を守るのだという気概と、能力を感じました。
国が負担するという施策を始めたようですが、
まだまだ頑張って!と思うわけです。
マスク2枚は違うよと、言い続けたいわけです。
預けられた家でお金をもらうことに引け目を感じる子供は何も悪くないんです。
叔母さん、おばあさん、両親という大人が、
それぞれの事情を把握して、
公的サービスを調べ利用し、
努力と工夫を重ねるべきです。
それでももしかしたら、妹の状況は具体的に『改善』はしないかもしれない。
でもそれでも、それは子供たちのせいではないのです。
回りの大人と、社会の責任です。
「ちゃんとやって!」
言うだけでは目に見える変化がすぐに現れないから、
だから言わない。
ということで黙っていると・・・
私が為政者なら、
「黙ってるってことは不満ないのね。
やりたいようにやーろうぅっと♪」
となりますね。
だから私は言います。
そして、選挙は、必ず毎回行きます。
私は、置かれた場所で咲くのは嫌です。
いや、そうは言いながらも咲きますよ。咲きます。
でも、咲きながら、
「もっと水が欲しいです!」
「陽が当たらないと枯れてしまいます!」
と言い続けます。必要だと思うなら。
そして水をくれたら、
「ありがとうございます!
いつもお世話になってます!
これからもよろしくお願いします!」
と言います。
そんでまた、咲きます。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。