子供の個性は学校の中でだんだんと埋もれていくのか

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と6歳の息子ふたりを育てています。

 

アカレンジャーの影響?

と思いきや、次男は戦隊もの、ほとんど見てないはずなんですよね。

 

それなのに、年長さんの時ランドセルの色を尋ねたら

ひと言目は『赤が良い』と言ったんです。

 

最初の子供の積極的な主張を通してあげたい気持ちより

悲しいかなやはり勝ってしまう社会的圧力。

 

 

「男の子だって堂々と赤いランドセルを使えばいい!」

 

社会へ向けてはこう言いたいけど、

我が子となればメッセージは変わるもの。

 

正直に事情を説明したところ、

結局次男も長男と同じく黒を選びました。

というか、親と始めとした社会が黒を選ばせました。

 

長男は元々色黒だからか、

赤が似合うんです。

 

保育園時代には普通に赤い服を着ていたし、

一部に赤が入っている服を最近まで着ていたけど、

とうとう『赤はちょっとヤだ』

だそうです。

 

似合うのに・・・

 

 

8歳にもなれば、かなり回りに馴染もうとするものですね。

 

こういう時に考えるんです。

 

子供の個性は、学校の中で埋もれていくんだろうかと。

 

せっかくの個性が、学校以降の社会的圧力で

潰されていくのかと。

 

 

そしてそれから、

そもそも個性ってなんなんだろう、とか、

じゃあうちの子たちの個性ってなんだろう、とか。

 

 

自分が子供の時のことを思い出しても、

多分小学生以降が、

外見以外での個性を探求していく時期なのかな、とも思いました。

 

 

人にもよると思うんですが私は、

小学生以降ずっと、結構大変でした。

なんというか、自分のキャラ設定を探す旅が、辛かった。

 

自分の回りで空いているキャラを見つけ、

その中で自分にフィットするキャラを当てはめたいけど、

空いている中になかなか自分がしっくりくるキャラが無かったりして。

なんでみんなあんなに馴染んでるんだろうと、ずっと思っていました。

 

高校くらいからだんだんとその辛さは薄れて行ったけど、

今思うのは、

個性ってむしろ、

おじさんおばさんになってからのほうがよりはっきり出てくるような。

 

 

若い時はなんか、個性なんて自分でもよくわからなくて、

ただただキャラ探しの日々。

何も思い通りに行かなくて、

たまたまキャラ設定がうまく行った子がひときわキラキラ輝いて見えて、

大きすぎる自意識と小さすぎる自分とのギャップの谷間に落ちて

落ちて落ちて落ち続けていた感じ。

 

 

だから今思うのは、

小学校以降、子供たちが自分の属する社会に馴染もうとするなら、

親としてはそれを後押ししてあげるしかないのではないかと。

 

次男によく似合う紺のハイソックスも、

本人が履かないと行けばその判断を気持ちよく尊重してあげればいいのだろうなと。

どうせ反対しても聞いてもらえないですしね。

 

個性は決して埋もれているのではなくて、

個性もあくまで社会の中で相対的に見出していくもので、

今まさに、持って生まれたものと社会とのすり合わせを始めているところなのではないか。

 

親はただただ、彼らの肌感覚を応援してあげれば、

大人になるにつれてだんだんと

本当の個性が浮き上がるものなんじゃないか。

 

 

もちろんね、本来で言えば好ましくない社会的圧力もあると思うのですよ。

例えば男の子は比較的、

服装などの外見で自己主張する個性を伸ばしにくい性別だと思います。

 

そもそも服装にこだわる男はどこかダサイ

的な社会のメッセージがまだまだ少しあると思うので。

 

回りの好ましくない声を親がかき消すほうが良い時もあるとは思います。

 

 

でもさ、結局この社会で生きていくのは彼らで、

私ではないわけで、

彼ら自身の感覚を信じてあげればいいのかなとも思うんですよね。

 

 

先も書いたように

私自身若い時はちょっと辛いなと思ったけど

なんとかもがいてもがいているうちに

今の場所へ行きついて、

今かなり生きやすいと感じるわけです。

今の自分は結構気に入っています。

 

自分の人生を考えると、

40歳で帳尻が合えば十分かなと。

それが30歳なら早いほうなんじゃないかな。

そんなことないかな。

 

 

と思いつつも、

「赤が良い!」

次男のタブレットケースを選んでいて、

つい赤いタブレットケースをポチッた私も、

まだまだ肝が据わっていないわけです。

 

 

 

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