おはようございます。みゆきです。
9歳と7歳の息子ふたりを育てています。
40代、サイコー。
私も40代になるまで知りませんでした。
40代の素晴らしさ、だからもっと啓蒙したいです。
そしてきっと、50代以降もいいんだろうな。
いやもちろん、40代になると体力は落ちるし、
体調が悪くなるし、いろいろと難点もあります。
でも心が、心がね、圧倒的にラク。
もちろん、私が幸運だということももちろんの話なんですが。
どういう話かというと、
40代になって、
ちょうどいい感じに
人の目が気にならないというか、
『本当に好きなもの/本当の自分』が見えやすいというか。
もちろんその『本当の自分』も、
大変だった30代以前の経験あっての話なのですが。
子供たちの学校や学童、習い事などで、小学生の子供たちをよく見ます。
よく目にするのは、6歳~12歳くらい。
それぞれの年代、それぞれの子によってとにかく様々ですが、
私が気になるのはこれね。
『カッコイイ俺/私』像の模索
7歳でまだほっぺが若干ポチャポチャしてる次男が
ちょっとお兄さんぶってみたり、
それでもまだ途中で涙が出ちゃったり、
というのはかわいいけど、
本人は大変そうです。
11歳、12歳ころの男児の悪ぶる素振りは、
ちょっと大人の私には恥ずかしい感があります。
期間限定のそのカッコよさを追わなければならない、
追わずにはいられない、
その気持ちはすごくわかるわ~・・・
集団の中で秀でたい。
みんなに『すごい』『カッコイイ』と思われたい。
でも他の子の方法ではなく自分だけの方法を見つけたい。
でもそんなのなかなかない。
その気持ち。
私もすごく苦しんだからわかるわ~・・・
もちろん、幸か不幸かわかりませんが、
そういう感覚は持っていない子もいます。
でもやっぱり大多数は、
『いま空いてるいい感じのキャラ』を探してもがいています。
時にこっぴどく失敗して、
むしろより恥ずかしい状態になっている時もあります。
私もあったわ~、そういうの。
できるだけお友達には見えないようにカバーしてあげたい。
一方、姉の話。
都内外資系IT企業に勤める姉。
基本在宅勤務なのですが、たまに会社へ行くと、
なぜか食べ物をたくさん持って帰ってきて、
うちに持ってくるんです。
なんせうちには口が4つもありますので、
多少の食べ物ならすぐなくなります。
瞬殺です。
姉曰く、
会社の取り組みとして、
社員が喜んで出社してくれるようにと、
無料でランチやディナーを出すべく、
ケータリングを頼んでいると。
それが毎回、こっぴどく余るので、
もったいなくて仕方ないと。
持って帰れるように容器も用意されているのに、
誰も持って帰らないから姉がわんさか持って帰るんだそうです。
そして我が家で消費。
でもその、持って帰らない社員の気持ちも、
これまたわかるな~・・・と思って。
都内オシャレタウンにある姉の会社。
私も通勤していた駅なので知っているんですが、
駅から既にオシャレな人ばかりの街。
みんな痩せてて、みんなオシャレな街。
姉の会社は社員の年齢も若い。
20代~30代前半が中心の会社です。
そして年齢の割に収入が高い人が多いであろう会社。
『余り物を持って帰る』
という動作自体が、なんとなく面倒、億劫、
そしてほんの少しカッコ悪い。
そう思ってるんだろうなと。
カッコイイ動作なら、
面倒でもやるのです。
ファンシーなケータリングフードを
ちょっとだけつまんですぐ仕事に戻る。
だってアタシ忙しいもん。
そこまで美味しくもないし~…
私もね、似たような環境で30代前半を過ごしたので
なんとなくわかるな~と。
100%の偶然なのですが、
姉が今働く会社は、
私が以前働いていた会社と同じビル。
雰囲気が似ているであろうと想像できます。
40代になってやっと、
『カッコいいかどうか』
これをさほど考えずに行動できるようになりました。
余り物は、今の私なら持てるだけ/消費できるだけ持って帰ります。
だってもったいないし、
1食分の食費が浮くし、良いことしかない。
『余り物を持って帰る40代女性』を見たところで、
特に何も感じないけど私はしない。
そう思う年代を通り過ぎた45歳の私。
子供のころにお母さんが教えてくれたことが、
むしろ表立ってくる気がします。
もったいない
人には優しく
困っている人がいたら助ける
次の人のことを考える
その上で、本来の気質が表に出ている気がします。
面倒くさがり
理屈っぽい
ガサツ
人と違うことがしたい
『自分探し』とか『カッコいい探求』とか
そういう回り道をしながら経験を積んで、
最終的に戻ってくる、
そういう感じなのか。
そう考えたら、息子たちが戻ってきてほしい場所。
そんな環境をいま形作ってあげるのが
私の役目なのか。
お姉ちゃん、また余り物よろしく。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。