おはようございます。みゆきです。
7歳と4歳の息子ふたりを育てています。
4歳次男、見よう見まねで漢字を書き始めました。
「マーマ!みてーこれー!
これなにー!?」
キッチンでご飯を作る私の横の床で、
ノートに漢字を書いて見せます。
「え?それは~・・・やま、だね。やま。」
ひらがなもまだ読めないのに漢字ですよ。
親は、もちろん漢字なんて教えていませんよ。
なぜってそう、長男のせい。
学校で漢字を習い始めた長男が、
気が向くとテーブルで漢字の練習を始めるので、
それを見て自分もやりたくなった次男。
もう、何から何まで、長男の真似。
大好きな仮面ライダーのオモチャも、
長男が欲しがると欲しいと言い、
長男が欲しがらない時は見向きもしません。
ひらがなにしろ、漢字にしろ、
長男が次男に教えている時があります。
親から見ると、なんとも意地の悪い教え方。
もっと優しく教えてあげなよ、と声を掛けたくなるのですが、
次男の顔を見ると、それで十分嬉しいようなので、
放っておきます。
だからなかなか、
『次男が好きなもの』がわかりにくいです。
ポケモンもきっと、
長男が好きだから、ポケモンなら長男と一緒に遊べるから、
だから好きだと言っているように思えます。
でも仕方ないですよね。
いちばん近くにいる、ちょっと年上の子供に惹かれるのが、
子供というもの。
我が家では『おにいちゃん』という呼称を使っていないのですが、
「チョーナン、だいすき!」
と言います。
もちろん長男は、
「ジナン、だいすきじゃない!」
と言います。
子供は子供が好き。
特に、自分より少し年上の子供が好き。
以前も書きましたがこれは、
人間に埋め込まれた本能と呼べるものらしいです。
兄弟とかでなくても、
公園で会う少し年上の子供に対する興味関心はすごいですよね。
太古の昔から、子供は子供同士でお世話しながら育ってきたとか。
そして今度はこの本で、
また面白いことを読みました。
人間をはじめとする霊長類は、
他の哺乳類と違って脳が異常に発達しているため、
幼児期=保護とお世話を必要とする時期が長いわけです。
そして霊長類の中でも人間特有の事情が、
子供ひとりが独り立ちするまで10年かかるということ。
それ故、人間だけが、
上の子が自立する前に下の子たちを産む種だということ。
他の霊長類は、生まれた子供が独り立ちするまで、
次の子供を産まないそうです。
そうすると人間の女性はサルやオランウータンの雌と違い、
保護とお世話しなければいけない未熟な子供を
一度に複数抱えることになります。
太古の昔からそれは、母親一人では抱えきれなくなり、
子供は子供でひと個所に集め、
できるだけ子供同士でお世話をしてもらうこと、
そして、他の霊長類とは違い、父親も子育てに参加させること、
それでも足りなくて、
家族を拡大させて祖父母を巻き込むこと。
それが太古の昔の、私たちのDNAに埋め込まれた
人類の子育てだったとか。
ふむふむ、なるほどねーと。
その後、工業化と核家族化が進んだことで
いろいろとうまくいかないことが起きているのがいま、
なんでしょうかね。
とはいえいまだに、
子供たちの中に、子供を慕う本能が確かに生きているのを見ると、
なんか不思議な気持ちになります。
私も次女なので、次男の気持ちはよくわかります。
私も最初はとりあえず何でも、お姉ちゃんの真似から始めました。
そしてだんだん、その真似をアレンジする中で
自分らしさを表現することを覚えました。
でも上の子はその土台をどこから仕入れるのでしょうかね。
友達や大人?
とにもかくにも、
もう毎日毎日、飽きずにふたりで大声で
子供にしかわからない話で盛り上がっています。
夫も私も、
「ちょっとうるさい。」
と言うことすらもう疲れてきた今日この頃です。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。