この子供へのメッセージがいつまでどこまで届くのか

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と6歳の息子ふたりを育てています。

 

小1次男、着々と新しい世界へ羽ばたいている感。

 

学校や学童で新しい子たちに出会い、

着々と新しい扉を開いている感じがします。

よきよき。

 

壁にもぶち当たるでしょうが、行くしかない。

 

 

そんなある時の話。

たまたまなのか、次男は同じ保育園のお友達が

小学校のクラスにはひとりもいません。

 

でも同じ保育園だったAクンに学校のどこかで会ったと

嬉しそうに話していました。

 

そうか、よかったね、よかったね、って。

 

 

翌朝学校へ行く準備をしていました。

 

「ホラ、靴下履いちゃいな。」

 

というのを見ていると、

 

・・・あれ?

いつものあの長い靴下、履かないの?

 

自分で『履きたいから買って』と言って私が買った、

長い紺の無地のハイソックスをしばらく履いていた次男。

よく似合っていました。

どこで見たのか、誰かが履いているのを見て

自分もあれが良いと、履きたいと思った靴下。

 

久しぶりに会ったAくんに、

『あまりかっこよくない』

と言われたそうです。

 

はにかみながら教えてくれました。

 

「それで次男くんはその靴下どう思うの?」

 

「おれもちょ、ちょ、ちょっと・・・

ん-・・・おんなっぽいかな、とおもう。」

 

「そお?女っぽい?

同じの履いてる男の子もいるよ?

何がかっこいいか、何を着たいかは自分で決めるんだよ。

人がどう思うかを気にしてたらキリがないよ。」

 

夫と二人、

説得しました。

 

実際そのソックスは次男にはよく似合っていたし、

同じものを履いている男の子はよく見るし、

客観的に見ても別に『かっこわるい』わけでもない。

 

結局次男は、

「それもそうだね」

と長いソックスを履いて行きました。

 

「ほんとうは赤の長いソックスがいい。」

 

と言うので、

「赤はなかなか目立つし難しいから

赤のハイソックスはママは違うと思うけど、

どうしてもって言うなら赤でもいいけど。」

 

と言ったら

 

「じゃあ赤はやめとく。」

 

とのことでした。

 

 

こういう親の声が、いつまでどこまで届くんだろうなと思いました。

 

実際多分、長男にはもう次男ほど届かないと思います。

 

例えば長男がハイソックスを履いていたとして、

友達に何か言われたとしたら、

親がなんと言おうともう履いて行かないんじゃないかな。

 

確か、うろ覚えだけど、

子供の脳が大人と同程度の発達を遂げるのが

大体12歳ころだったような。

 

その頃以降、大人と同等に『社会的』になるんだそうです。

 

親も社会の一部とはいえ、

親よりも社会の言うことを聞くようになるはず。

 

 

でも社会は『責任』は取ってくれないんだよな。

 

自分もガンガンに社会の言うことに耳を澄まし、

社会に適合するように生きようとしてきたことを思い返して、

いまそう思いました。

 

社会は責任は取ってくれないんだよな、って。

 

 

社会の言うことにばかり合わせていると、

自分が何が好きで何が得意か、

それがわからないことにふと気づいて、

でもそのままでも生きては行ける。

 

でも回りで『好きな事』に夢中になっている人が

急に出てきて、

 

え?え?なに?え???

となりました。

 

自分は何が好きで何に夢中になるのか、

何が得意で何がしたいのか。

その声はちゃんと聞かないとなかなか聞こえないんですよね。

 

ってことを、そろそろ長男(8)に伝えてもいい年ごろかな~。

今は私の言うことにピンと来ないかもしれないけど、

どこかでふと

『あの時かあちゃんが言ってたのはこういうことか』

なんて思ったりしないかな。

しないだろうけど。

 

多様性は進んでいるとはいえ、

社会の仕組みの隅々に既に組み込まれている同調圧力。

それに彼らが無意識に気づくのももうすぐ。

というか気づき始めている。

 

彼らが彼ららしさを見失わないと良いなと。

もうきっと私の声が届かない年齢に差し掛かろうとしているのが

日々見えてきました。

そこに寂しさは無いし、それでいいんだけどね。

 

 

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