おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
思うところがあり、子供服の輸入を始めました。
ハイセンス・サポーターたちの力を借り、海外ブランドと交渉して、いま輸送中の注文もあります。
子供服の世界は楽しく、そして奥深いと感じています。
各国で傾向があり、それぞれのテイストがあり、ストーリーがあり、戦略があり。
自分の子供たちの服も、一部そこから賄う(自分の事業から買うことになります)つもりですが、勉強のためにも大手メーカーはチェックします。
その途中で見つけた、 ZARA セール 。
今年の夏の、そして来年の秋冬のとして、何着か買ってみました。
赤ちゃんは幼児の服は置いておいて、120㎝~150cmくらいの少年少女たちの服って、
なんと言うかどっちつかずというか、大人でもない、子供でもない、少年少女たちそのものの感じが服にも表れていると思っていました。
無地、ボーダー、星、ハート、水玉、ドクロ系、そして『なんかアルファベット』。
ここ数ヶ月、いろんな国のいろんなメーカーの子供服を見ているので、たかだか『アルファベット』、されどそこには、絶妙なバランスがあるのだよな、と。
大好きなZARAの『アルファベット』たちを数枚買ってみました。
ZARAの強みは起業界(そんな界はないか)では有名です。
もちろんデザインが良いというのは大前提なんですが、しかしいちばんの要はその生産手法とスピードです。
とにかくたくさんの商品を最初に、少量生産して、市場に投入してみて、売れたものだけ追加生産して追加投入するという方法。
アパレルに限らず、在庫を持つ会社にとって、売れ残りは死活問題です。
かと言って、売り切れてしまっては機会損失です。
メーカーがデザインや開発をしているのは、1年後や2年後に売られるものです。
どの商品が売れるか、正確に予想なんて非常に難しいわけです。
だから大抵のメーカーは、生産量の調節に苦難するそうです。
アパレルの生産には普通、数ヶ月かかります。
売り始めてから追加生産を始めても、普通はシーズンに間に合いません。
そこをZARAは、店舗に並ぶまでに数週間からひと月以内、という驚異のスピードを実現したそうです。
真似したくてもなかなか難しいらしく、その戦法で大成功しているZARAの話は、
おとぎ話のように、学びがたくさんある話として有名です。
オンラインサイトを見ていてもわかりますが、一度売り切れてもシーズン中なら何度か復活します。
↓このパジャマも1回復活を目撃しました。
100点満点の商品を作るまで時間をかけるべきではないとか、
試作品でもいいからとにかく売ってみないことにはわからないとか、
予想するより市場に合わせることを優先すべきとか、
業界の常識を疑っていこうよとか。
そういう学びの多いアパレルメーカーとしてのZARAの話でした。
いやしかしだな、ZARAにしてもどこにしても、徐々に薄くなっていくBOYS服ってどゆことなんでしょうか。
それはやはり、近所の小学生を見ていればわかる通り、彼ら自身の服に対する関心が薄いから、なんでしょうか。
大体みんな、ジャージ、もしくは黒、青、グレーのアルファベットの服を着ているように見えます。
シャレッシャレにすると浮いてしまうんでしょうが、せめてもう少しなんとかならないもんかな。
でもそこにもきっとあるのは、
『男がオシャレなんかしてみっともない。
洋服やオシャレなんてヤワなもんは、女子供のすることじゃい』
っていうマッチョなバイアスのような気もしています。
でもそれも、若者たちの中では少しずつ薄れてきているとも思うので、
今後に期待しつつ、素敵で美しい子供服を捜し歩いております。
『Neutral』の商品が到着したら、またこちらでご案内させていただきます。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?