おはようございます。みゆきです。
先日も書いた、児童手当削減に関する動き。
結論としては、
これまで世帯主の年収960万円以上の世帯には、
子供ひとり当たり5千円が支給されていたところを、
世帯主の年収1,200万円以上はゼロ円にしますと、
そういうことになったようです。
(960万円~1,200円未満は変わらず5千円)
セットで決まったのが、
75歳以上、年収200万円以上ある人の
医療費負担を1割→2割に引き上げるというもの。
私が見た限りですが、いろんな声が上がっています。
その中のひとつにこういうものがありました。
世帯主の年収1,200万円てかなり高収入
5千円もらえなくなったって大した影響ないでしょ。
確かに世帯主の年収1,200万円は『高収入』ということになると
私も思います。
そしてその年収で、子供を育てることが経済的に
『大変か』『大変じゃないか』
それは子供の人数やその人の状況などで様々だと思われます。
ただし思うに、
政府からのメッセージとして、
私は今回こんな風に受け取りました。
少子化は『問題』なので、
政府としては表向き、子育て世帯をサポートしたいです。
しかしいかんせんね、予算も限られているのでね、
自分たちで何とかなる人は何とかしてくださいね。
(今後もこの基準はちょっとずつ下げていく予定ですよ・・・)
今回のこの、『待機児童問題解消のために児童手当を削減する』
という件について、
私は内閣府や、他の思い当たる機関へはオンラインで反対ですと意見を送りました。
同じように意見を送った方もいるかと思います。
その声がもしなかったら、もしくは今回より少なかったら、
この1,200万円はもう少し低く設定された、かもしれません。
1,050万円?960万円?
そしてもしもっと多かったら?どうなってた?
わからないですよ?予想です。
反対意見の大きさや数って、判断材料になると思います。
というのも、
私、営業歴が長かったもので、
どうしてもその視点で物を見てしまう癖があるんですが、
お客さんが『手強い』時ほど、
営業もそれ以外も、創意工夫を生む努力をします。
「お金はこれしか出せないけど、
ここまでやって欲しい。ここまで実現したい。」
そう言われるのと、
特にうるさく言われず、
「お任せします~」
と言われるのと、
やっぱりやることって全然違います。
難しい要求を出され、厳しく評価されるからこそ
早く安く質の高い成果を出そうと知恵を絞るわけです。
他に方法はないか、考え、探すわけです。
そうやってしのぎを削りながら働くのはしんどいですが、
やはりお客さんにしたら、
自分たちのお金で仕事をしてもらう限り、
多くを要求したほうが得られるものは大きいわけで、
理解できる流れです。
私がお客さんの立場でも、同じようにすると思います。
「お任せします~」と言われて仕事をするとどうなるかと言うと、
『良い仕事』はしようとしますが、
『いつもの方法で』進めると思います。
いつものやり方が、いちばんラクですから。
そうつまりね、
私たちが汗水垂らして稼いだお金から
税金を払って政府に代理で業務をお願いしているわけで、
ちゃんと見て、要求すべき時には要求をして、文句を言うべき時には文句を言い、
手強い相手で居続けないといけないのだなと、
そう思うのです。
確かに、日々の生活に忙しいのでそんなにニュースばかり見ていられませんが、
特に自分に関係するところには、
ちゃんと目を光らせないとねと、
大人の責任?みたいな。
予算に限りがあるのはみんな知っていて、
でもそこをうまいこと、みんなにちょうどいいように調整するのが、
役所や政府の職務です。
予算の詳しいところまで知らないし、
内情を知っているわけでもありませんが、
やっぱり違うと思うところには違うと、
これまでどおりできる限りの声を上げていきたいなと、
改めて思った次第です。
今回の1,200万円という基準によって
児童手当が支給されなくなった子供の人数は
約61万人だそうです。
61万人×5千円×12ヶ月(ご指摘ありがとうございます!)=366億円
この金額が、待機児童問題にあてられるとか。
日本の国家予算がいくらなのか、調べてみたんですがね、
2020年度予算が102兆6580億円だそうです。
366億円という金額は、今年の国家予算に対しては
約0.035%という規模の金額です。
ここでね、
「さ、頑張って稼ごう。」
と思うと、思考停止できますが、
私は考えることをやめず、
結論が出ないまま持ち続けていきたいです。
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本当は不安でたまりません。