おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
6歳と4歳の息子ふたりを育てています。
夫には『神経質で面倒くさい』と言われるんですが、
子供たちに見せるコンテンツには気を遣っているつもりです。
Twitterなどでどなたかが言ってるのも聞くし、
夫もよく言うんですが、
「これくらい子供が見たって『大丈夫』だよ。」
って。
私はね、『大丈夫』かどうかを気にしているわけではないんです。
そんなこと言ったら大抵のものは『大丈夫』だと思います。
私は、『大丈夫かどうか』ではなく、
『子供にとってより良い環境』の話をしているんです。
何でもいいんですが、
バイオレンス系なり、エロ系なり、
何歳からどれくらいを見ていいか厳密な基準はありません。
でも私は、まさに今、あらゆる物事の『概念』を形作っている最中の彼らに、
アレは見せたくないなとか、
これくらいなら良いかなとか、
その時の子供を見ながら、
細かく判断したいなと思っています。
夫にも私にも、
子供たちには受け継いでほしいところ、
受け継いでほしくないところがあります。
彼らは彼らの命を、思うがままに生きると思いますが、
できる限りの環境を提供できたらと思っています。
本人の好き嫌いも大いに関係あると思いますが、
いや、いいね・・・Eテレ。
「昔から良かったよ!」
と仰る方も多いと思います。
私も前からEテレにはお世話になっていたし、
特に悪い印象は持っていませんでしたが、
最近特に良い面を見ることが多くて。
例えば、長男が好んでみるこれ。
『ブレーカーズ』
夫曰く長男は『スポ魂もの』が好きだそうで、
夫が探して録画していたらハマッた形です。
おそらくパラリンピックなどにも向けて作られたのだと思うんですが、
体に障がいを持つ子供たちが、
いろんなスポーツに挑戦して、
『可能性の扉を開く』ストーリーです。
1話1話、子供とスポーツがどんどんと入れ替わっていきます。
最初見た時は確か、車いすバスケ、
次に水泳、そして陸上と、
ゴールボール(鈴が入ったボールを使う競技)。
アニメを見た長男はこう言いました。
「車いすバスケやりたい!」
「いいね!」
と返した後に、車いすのことや、
生まれつきの違いのことなんか、軽く話しましたが、
長男にとってはそれはあまり重要なことではなかったようで、
スポーツとしての車いすバスケや、
スポーツの中でチャレンジをすること、
そんなことに魅了されているようです。
あとは、これも。
『メジャー』
野球の話なんですが、男女混合です。
ピッチャーもキャッチャーも女の子。
でもキャプテンは男の子かな?
もはや性別なんてよくわからないし、どうでもいい感じです。
大人が見ると、
「え?男女混合なの?てことは中学生?
高校では男女混合ってないんじゃ?」
なんて余計なことを考えてしまうんですが、
子供はそんなこと気にもしていません。
でもそれが、大事だと思うんです。
気にもしていないくらいに小さな時に、
例えばドラゴンボールでブルマちゃんと亀千人のやりとりなんかを見ると、
(ドラゴンボール自体は大好きですよ!)
『【女の子】というものはこういう風に扱う相手なのだ。』と、
思うんじゃないかと思うわけですよ。
気にもしていない小さな時に触れるコンテンツに、
身体的に自分とちょっと違う子供が一切出てこなければ、
実生活で出会った時に必要以上に特別視したりしないでしょうか。
どちらの例も、
今の日本で生きる上では、
知らなかったとしても『大丈夫』でしょう。
でも、私にできる『より良い』環境は、
こういう小さいことの積み重ねでしかありません。
次男(4)は王道『ピタゴラスイッチ』が大好きです。
『ノージー』も毎日のように録画した同じものを見返しています。
昨日の『ことばドリル』では、
『食べる』のいろんな言い方を、子供が興味を持つように説明していて、
「さすがEテレ!」
と思わず言いました。
ツッコミどころがゼロではないけど、
子供のこと、子供が触れるコンテンツのこと、
真剣に考えている人が結構な人数いるのだと、
改めて知ることができて、少し安心しました。
いや、知ってたけどね。改めてね。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。