おはようございます。みゆきです。
8歳と5歳の息子ふたりを育てています。
定期的にTwitterでも話題になるこの『論争』。
職場で産休、育休に入る人、
子育て中の人が頻繁に仕事を休んだり早退、遅刻したりすること。
それによって、それ以外の社員が負担を強いられると。
私も独身時代があり、職場の同僚が産休~育休~子育て中、
ということがありました。
休みに入る前に引継ぎをしたり、
急に早退するときには代わりに作業を請け負ったりはしましたが、
特に『負担』とか『迷惑』とか感じたことなかったんですよ。
だから特に、自分が同じように休む時も、
急な欠勤や早退が重なる時期も、
自分の仕事が大変ではあったものの、
そこまで白い目で見られることもなく過ごしました。
だから想像なんですが、
同僚の産休や急な早退でしわ寄せを食っている、
と感じてしまう人は、
きっと普段から『大変』な思いをして仕事をしているんだろうなと、
そう思います。
『職場の雰囲気』
問題はそれなのだと思います。
長時間労働当たり前、プライベートより仕事優先。
そんな価値観を強いられる職場であれば、
きっと私も同じように感じていただろうなと。
そしてそんな職場はまだまだ日本にたくさんあると聞きます。
私が『産休~育休~復帰』×2回を経た会社では、
確かにワーママは少数派だったものの、
仕事を休むことが気軽でした。
社長をはじめマネージャー層がほぼ外国人で、
彼らはクリスマス近辺には問答無用で3週間くらい休んでしまい、
連絡が取れなくなります。
でもみんな、それは『仕方のないこと』『当然のこと』として
なんとかやりくりしていました。
マネージャーが〇日からいなくなるから、
今のうちに承認のサインもらっとこう。
社長が〇日までいないから、
財務の〇〇さんに代わりに承認もらおう。
休み中の人に電話するのは、本当に最後の最後の手段でした。
平日の半休も全休も、
自分の仕事さえ段取りすれば、
オンラインでサッと申請して理由も説明せずに気軽に休めました。
「私今日午後休だから。」
そう言えばみんなが配慮してくれて、
同時に私もそんな人には配慮して、
とにかくみんなの『休み』をみんなが尊重していた、
そんな『雰囲気』でした。
私が2回目の産休に入る前、
日系代理店出身の同年代の独身男性が
デスクでみんなに聞こえる声でこう言いました。
「いいなー、仕事休めてラクそうで。」ヘラヘラ
反射的に同じ声のボリュームで返しました。
「出産と育児が仕事より簡単だと思ってる?
思うのは自由だけどそんなこと言うなら
マジでブッ飛ばすよ?(怒)」
その時の周りの反応:
「だよねー」(by 同僚ワーママ)
「ですよねー」(by 若い女性同僚)
「言われちゃいましたね」(by 若い男性同僚)
問題発言をした当の同僚は相変わらずヘラヘラしていましたが、
そういう『空気』だったんです。
エレベーターや廊下で会った社長が、
「予定日いつだっけ?頑張ってね。」
と声をかけてくれて、
私ではない、産科医に『ちょっと安静』を言い渡されていた別の妊婦社員には、
クライアント先への移動にタクシー移動(経費)を許可していたし、
とにかく、妊娠にも子育てにも、特に引け目を感じることなく過ごすことができました。
でもそれは多分、
子供がいようがいまいが、
結婚していようがいまいが、
誰であれ休みたいときに引け目なく休めて、
ちゃんと有給を消化できて、
残業しないで帰る日もあって、
そんな『空気』だったから、なのだと思います。
もちろん中には、ずっと会社にいたい人もいたし、
仕事が好きで有休をとらない人もいましたが、
みんなそれはあくまで、本人が好きでそうしている、
という印象でした。
『仕事よりもプライベート優先』
そんな空気があったから、
負担とか迷惑とか、そういう価値観があまりなかったのだと思います。
『仕事はもちろんプライベートも充実しているべき』
これもこれで欧米の価値観の押し付けではあるのですが。
だから、負担とか迷惑とか感じてしまう人がいるなら、
それはその職場環境の問題なのだろうなと。
みんながもっと、気持ちに余裕をもって働けると、
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自分以上に頼りになる人、いますか?