凡人だもん。それしかないでしょ。

 

おはようございます。みゆきです。

7歳と5歳の息子ふたりを育ててながら、フリーランスで働いています。

 

このブログはワードプレスで書いているのですが、

最近アプリの設定が変わったのか、元々そうだったのか、

『1,058日連続投稿達成!』という通知が表示されるようになりました。

 

わかってるし。

約3年位ですか。

一応毎日投稿しています(予約投稿使って)。

 

なんでもよかったんです。

性格のせいなのか、経験のせいなのか、

私はこういうふうに、

つまらないことでもとにかく長く続ける、

ということが好きなんです。

好きというか、それによって後から得られる快感が、

好きなんです。

それは多分、母のおかげ。

母曰く、3歳の私が「やりたい」と自分で言ったらしいのですが、

3歳からオルガンを習い始めました。

 

途中でピアノかエレクトーンに分かれると先生に言われ、

自分でエレクトーンを選び、

18歳でアメリカに留学するまでずっと、

週1回のレッスンを受け続けました。

 

途中もちろん、練習することも教室へ行くことも億劫になって、

「もうやめる」と母に何度か言ったことを覚えています。

 

でもそのたびに母がこう言いました。

 

「なにかひとつ、なにかひとつでいいから、

長く続けられる好きなことを続けてほしいのよ。

お母さんはそういうものひとつも作ってこなくて、

それがすごくつまんないって感じるんだよね。

どうしても嫌って言うなら辞めてもいいけど。」

 

何度かそう言われ思いとどまり、

途中からはもう「やめたい」とは言わなくなりました。

 

自分で練習をする習慣がつき、

それに伴ってできたときの快感も知り、

繰り返し練習することの確実性を身を持って知り、

没頭することの快感も知りました。

 

気づくと私の歴はあっという間に10年を越え、

自分で後ろを振り返って、

ひとりその『誇らしさ』に浸るという、

それが既に一種の趣味のような。

 

 

話変わるようですが、20代のことからずっと通っている美容室があります。

年齢が一回り上なので、今50代の美容師さんがずっとひとりでやっています。

 

自身の病気やコロナ、いろんな苦境を乗り越えてなお、

いつ行っても同じ空気感と、そして丁寧な仕事。

 

「ここはいつ来ても同じ。

同じことを毎日繰り返すってすごいことよね。」

 

私がそう言うと、彼はこう返しました。

 

「オレなんて凡人だもん。

そしたら続けることしかできないでしょ。」

 

 

このブログを始めたのは、次男妊娠中の6年ほど前。

毎日更新を始めたのは途中からですが、

 

子育てと仕事と夫との関係と、

毎日がただ目まぐるしく目の前を流れていくだけに感じた日々の中で、

何かしら『自分』を感じたくて、

何かしら振り返るものが欲しくて、

毎日書き続けてきました。

 

 

母があの時私の背中を支えてくれなかったら、

私のこんなひっそりとした趣味はなかったかもしれません。

 

そして美容師さんのおっしゃるとおり、

特に何か秀でているものや強運に恵まれていない限り、

同じことを毎日毎日続けるって、

いちばん確実な方法なんですよね。

 

ただただ続けることで、

成し遂げられたり、

秀でることができたり、

褒められたり、

誇りに感じたりできます。

 

とはいえもちろん、

続けることが唯一の方法ではないのですが。

 

でもやっぱり子供にとっては、

なにかひとりで没頭できるものがあるというのは大きいと思います。

 

例えば中学生時代、

学校で嫌なことがあっても、

エレクトーンの練習さえ始めてしまえば何もかも忘れて没頭できました。

白と黒だけの鍵盤に随分と癒やされました。

 

練習が終わればまた『嫌なこと』が頭に戻ってくるのですが、

とはいえ練習前とはまた違う心持ちになるという、

人の心とは些細なことでどうとでも変わります。

 

必ずしも『習い事』であるはずもないのですが、

何かしら見つけてあげられたらいいな。

 

 

 

 

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