おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
誰しもありませんか、『ここぞ!』という時のためのアイテム。
服や靴、アクセサリーや文房具、食器や食べ物など。
私の場合、ワークショップなどの『ここぞ!』という時には、必ずこのネックレスを着けています。
イニシャル『M』のネックレスです。
数年前、夫に誕生日プレゼントとして買ってもらいました。
私にとってはいろんな想いやストーリーのある一品なので、大事な大事な宝物です。
まず、なぜイニシャルのネックレスを欲しいと思ったか。
元来私は、服飾品にはあまり興味がありません。
なのになぜ、自分の名前のイニシャルのネックレスが欲しいと思ったかと言うと、
大好きな上司の影響でした。
以前勤めていた広告代理店の最初の上司が、私にとって大きな影響をもたらしてくれた人でした。
その方がたまたま同じイニシャル『M』で、『M』のネックレスをされていて、
いつもMで始まる下の名前で呼ばれていて、
そもそもその人に憧れていた私は、
同じイニシャル『M』のネックレス、私もいつか欲しいな。
と思っていたんです。
そうそう、それで確か、その方も旦那さんに買ってもらった、って言っていたっけ。
そして数年前、
「誕生日に欲しいものって、ある?」
と夫に聞かれて、思い出して、
BARNEYSで、買ってもらいました。
このBARNEYSにまつわる、我が夫であり、貯金の妖怪(人離れしているの意)である彼の、話です。
付き合い始め、銀座にお買い物デートに行き、BARNEYSに行くと言う彼。
私にしたら、BARNEYSってやっぱり高いし、敷居も高いし、どうやって買い物したらいいか、いまいちわからないお店でした。
案の定なのか、店内に入っても、サラーッと見て回って、何も買わずに出る彼。
「やっぱ買わないんじゃん。」
その後も何度も行くものの、ほとんど買いません。
しかしある日またBARNEYSへ行き、
「あった!」
と言う彼の先には、
モンクレールの新作ダウンジャケットたち。
「まだ残暑ですけど?」
という時期。
目当てのモデルがあったらしく、サイズを見るために試着して、購入しました。
しかしその額・・・
じゅ、じゅうごまん・・・えん・・・???
セレブですか???
ダウンジャケットに15万出すという彼に、当時の私は言葉を失いました。
この人は一体、どういう価値観なのか、って。
その後も相変わらずBARNEYSへは何度も通うものの、ほとんど買いません。
というかほかのどこへ行っても、ほとんどお金を使わない彼。
デートの食事は焼き鳥屋、定食屋、ラーメン屋など。
バス代が惜しいからと、歩こうと言う彼。
少し歩いて安いスーパーで買って帰ろうと言う彼。
ユニクロのダウンは洗濯機で洗えるよ?と教えてくれる彼。
最もコストパフォーマンスの高いワイシャツについて語る彼。
特に不満には感じないものの、これまで会った人の中にはいないタイプで、
いちいち不思議でした。
でも当時から、身につけているものは一点ずつ、こだわりがありました。
一足10万円以上する革靴(一生履くそうです)。
ロレックスやパネライの時計(そういえば最近してないな)。
そんな彼と結婚してみたら、妖怪レベルの貯金額に驚き、同じ社会人としてショックを受けた次第です。
その後読んだ本で、
お金持ちの共通点は収入ではなく、
お金の使い方であること
お金持ちはみんな、
価値のあるものには惜しみなくお金を使い、
価値がないとみなすものにはびた一文使わない
ということを知り、合点が行きました。
そして『M』のネックレスが欲しいと言うと、
一緒に何度か、またBARNEYSへ通い、
気に入ったデザインのものを見つけ、
買ってもらいました。
あ、念のためですが、ノロケてはおりません。
価値あるものにお金を使い、それ以外には使わない。
『尖ったナイフ』のようにスパッ!スパッ!と、
その基準に則り判断を下してきた、彼のお金の価値観についての話です。
触るものみな、傷つけたりはしません。(←世代~!)
そしてもうひとつちなみに、
当時買った15万円のモンクレールのダウンは、
私も着たところを数回見ましたが、
徐々に太ってしまい今では着れなくなり、
息子たちにあげるのだと、クローゼットにしまってあります。
ちゃんちゃん。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?