おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
5歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きのお金や子育てなどについて
毎朝8:30に記事を上げております。
何度か書いたのですが私、自分にしても子供にしても、
市販の薬はあまり買わず、積極的に病院へ行っております。
『病院に行くのが最終的にいちばん早く治る。そして安心。』
という本来の目的はあるものの、
今日は金銭面の話です。
だって、保険料払ってるのに使わないって、どう考えても損。
公的医療保険も、民間の医療保険も、仕組みは同じです。
病院へ行かずに自力(市販薬など)で治すというのは、
民間の医療保険に入って、保険料を払って、
保険金の出る対象の手術を受けたのに、
保険金を請求しない、
というのと、ほぼ同じこと。
通常医療費は3割負担ですが、
残りの7割は、私たちがいつも支払っている
社会保険料、国民健康保険料(+税金)で賄われているわけなので、
病気になったら即病院、です。
(子供の場合は自己負担ゼロです。)
足を運ぶのは面倒ですし、
『病院』という独特の空気や臭いが気が滅入る・・・と言う人も聞くのですが、
本来は、老いも若きも病気になったら病院です。
そんな公的健康保険の、意外と知らない事実
というのを、今日は少し。
意外と知らない事実①
会社員の方が加入している社会保険では、
子供であれ配偶者であれ、扶養家族が加わっても、
保険料は変わりません。
その分は、ほかの人の保険料と合わせて全体で賄う、という仕組みです。
しかし、我ら個人事業主などが加入している国民健康保険は、
子供などの扶養家族分、保険料が上乗せになります。
(うちなんてふたり分で年間9万円・・・)
つまり、共働きで一方が会社員、一方が個人事業主なら、
子供は会社員の扶養とするほうがお得。
意外と知らない事実②
個人事業主や定年退職後の人などが加入する国民健康保険ですが、
その保険料、
住んでいる地域によってかなり違います。
大雑把に言うと、東京は安め、九州や四国などで高め、だそうです。
国民健康保険の運営は各自治体なので、
そういうことが起こってしまいます。
意外と知らない事実③
『国民健康保険』単体では既に財政は破綻しています。
『財政は破綻』という言い方が正確なのか、という話もありますが、
正しく言うと、
国民健康保険と社会健康保険(会社員の方)は、最終的に同じお財布に入れられ、
すべての国民の医療費(自己負担分以外の金額)を賄うわけです。
しかし、国民健康保険に加入している人の医療費が、
加入者分の保険料だけでは足りないため、
会社員の方が納めている社会健康保険料から払われている、ということです。
特に会社員の方の社会保険料は
半額を会社が負担しているため、
保険料はかなり高いです。
国民健康保険料だって『安い』とは感じませんが、
同じ所得でも比較するとやはり、
会社員の方(+会社)が払っている金額のほうが多くなります。
意外と知らない事実④
健康保険上の『扶養』と、税制上の『扶養』は別物。
一般的に『扶養家族』と言う場合、
同じ言葉を使って両方の意味で使うのですが、
制度上は別々のふたつです。
つまり、別々のふたつの制度なので、
『健康保険上』は父親の扶養、
『税制上』は母親の扶養、
とすることもできます。
年ごとに変えることももちろん可能。
これによって使えるいろいろな制度があり、
詳細は個々のケースによるのですが。
細かい計算方法なんかを知る必要はないと思いますが、
こういう大まかな『事実』を知っておくと、
役所で何か問い合わせをする時、
働き方や住む場所を変える時、
家計を見直す時、
そんな時に少し役に立つと思います。
私なんて↑の①を知った時は会社員だったので、
会社の人事部とかなり交渉しました。
だって、9万円か、ゼロ円か、ですよ?
10年とかにしたらいくらになると思ってんの・・・なんて。
人事部の人にコントロールできることではないのですが。
結局我が家の場合は、『不要は父親』という『慣習』に阻まれ、
生まれた時から子供たちは国民健康保険です。
でもそれももう6年前くらいの話なので、
もしかしたらその『慣習』は薄らいでいるかもしれません。
旦那さんが個人事業主の方などがいたら、
ぜひ一度トライしてみてください。
何度も言いますが、難しいのは『言葉』だけです。
知ってる言葉で言いなおせば、なんら難しいことはありません。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
ひとりでできることには限りがある。