『人生』について長男に聞かれた。

 

おはようございます。みゆきです。

8歳と5歳の息子ふたりを育てています。

 

長男の運動会、行ってまいりました。

昨今の状況を踏まえずとも、

そもそも長男の小学校の校庭は全校生徒が入れるほどの大きさもありません。

学年ごとに入れ替え制。

 

1学年30分でサクッと終わり、

流れ作業のように児童も保護者も入れ替えられます。

そのあと子供たちは土曜授業。

 

私の子供のころの運動会のように一日仕事ではなく、

まるで体育の授業のように気軽です。

 

男女同じ体操服を着て、

同じダンスを踊り、

男女混合で徒競走。

徒競走は学年を追うと男女別れるのかもしれませんが、

なんとも、時代よの~。

地域の問題もあるかもしれませんが。

 

真ん中の一番前、センターで踊る、顔見知りの女の子。

のびのびと、実に楽しそうに踊っていました。

見るからに彼女がいちばん確実にリズムを刻み、

完璧に振りを覚えているからこそセンターに配置されたのだろうと。

 

私の時代のように、水着のようなブルマーを履かされることもなく、

性別をいちいち思い出させられる仕組みじゃないということ、

そしてそれを気にしている人もあまりいないということ、

これこそが

『社会が伝えるメッセージ』

なのじゃないかなと。

 

彼女たちがあるがままに自分を生きられる社会を

整えてあげなければと、昔の自分を慰めるようにまた思いました。

 

運動会+授業~お弁当~さらに授業

というハードスケジュールをこなしてきた長男は、

またいつものように次男と人生ゲームに勤しんでおられました。

 

そして聞かれました。

 

「本当の人生は、人生ゲームとは違うの?」

 

おおぉぅ!違うとも!

ああ、違うとも!

大違いだよ。

 

 

そもそも車に乗ってスタートする人生ゲーム。

車を持つとは限らないこと。

結婚するとは限らないこと。

 

子供が生まれるとは限らないのは人生ゲームと同じ。

 

結婚しないで子供が生まれる人もいるし。

 

名前の付いた職業に就くことのほうが少ないだろうし、

5千ドルで加入した生命保険が10万ドルで換金はできないし、

家は3倍の値段にはならない。

 

ていうかあなたたちの『人生』は既に始まっていて、

社会人だけが人生ではない。

 

お金をたくさん持っていれば『勝ち』ではないし、

明確なゴールはない。

 

 

ほへ~・・・

 

という顔で聞く子供たち。

 

というかあなたたちの時代の人生は、

もはやママたちにもわからない。

 

生きてみて。

 

 

あ、そして18歳になったら投票には行かないといけない。

行かないのは、

勝手に決めちゃっていいですよ。

と言うのと同じ。

 

勝手に決められたらやじゃん?

 

やだやだ、と頷く子供たち。

 

 

私も、ブルマー嫌だったな~。

『男の子は短パンなのに。』

そう思うことすらできなかった子供時代。

 

『そういうもん。』だと思わされていた子供時代。

 

あなたの時代の『そういうもん。』は

あなたたち自身が作るものだと、

何度も語り掛けていきたいです。

 

 

 

〜人生〜

運動会

うちの子小学生

 

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