おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
我が家の夫は、ものすご~く、ものすご~く・・・
貯金が上手です。
私は一応、お金のことを生業とさせていただいているのですが、
我が夫ながら、マネー・リテラシーはとても高いです。
そもそも最初の時点で、私に『お金とは』を教えてくれたのは夫です。
そんな夫。
しかしこれは性格ですかね。
1%でもお金が失われる可能性のある『投資』というものを、
これまでやっていませんでした。
貯金オンリーで、
『一体どうやったらそこまで?』
という金額を貯めてしまうので、
『貯金の妖怪』の称号を付与しました。
私の勧めでFXをやってみるも、『含み損』という状態に心が耐えられず、
「やっぱオレには無理・・・」
と。
ま、こればっかりは性格なので。
そんな彼には、
「やっぱりインデックス型投資信託ではないか?
つみたてNISAではないか?」
とずっと話していたのですが、
いろいろ検討した結果、
彼は・・・
イデコ(個人型確定拠出年金)
に決めたようです。
※イデコのお得度合いは人によります。
所得控除にはなるものの、結局もらう時に『雑所得』として所得税がかかったり、
退職金としてまた税金がかかったりするので、
将来の厚生年金や退職金の手厚い人は、
所得控除の『うまみ』はそこまでないかもしれません。
その場合、60歳までお金を差し押さえられてしまうイデコよりも、
基本的にはいつもで引き出せる『つみたてNISA』のほうが
使い勝手が良い、という人もいます。
夫のイデコ戦略、
しばらくかかってやっと銘柄、金額などを決めたようですが、
なかなかの質問攻めでした(笑)
夜中子供たちが寝てからリビングで・・・
夫「一時金としてもらうとどういう所得になるの?」
私「退職所得として課税される。
あなたの場合、小規模企業共済と合算。
積み立てた年数×40万円が控除されて、
それ以上の金額が1/2されて・・・」
夫「20年以上勤続の場合のこのオマケみたいな800万の控除はなんだ?」
私「それは20年×40万円というだけで・・・」
夫「年金としてもらうと?」
私「65歳以降は年金の雑所得の控除額が上がるから・・・」
夫「この銘柄どう思う?」
妻「新興国インデックスになるともう、指数から考えないと・・・」
夫「この銘柄は?」
妻「手数料がそれだけ安いのはETFを買ってるからで・・・」
夫「ETFってなんだ?」
妻「上場されている投資信託で・・・」
夫「上場されている意味は?」
普段、いろんな方からお金のご相談をお受けしているので
答え慣れているはずなのですが、
彼ほど細かい質問をする人はいません(苦笑)
『知っておきたい範囲』
というのがとても広いのだな、とつくづく思いました。
そしてその『知っておきたい範囲』って、
人それぞれだなー・・・
とつくづく。
しかしそれにしても、以前から思っていましたが、
『つみたてNISA』も『イデコ』も、
どうやって始めるか、の情報は溢れていますが、
どうやってもらうか、の情報が、うっすい、うっすい。
まだ実際、積み立てたお金を受け取る人が出ていないので、
そうなるのでしょうが。
とはいえとにかく、イデコの受け取り方はとても重要です。
日本の税制はすごく複雑ですし、
退職後の国民健康保険料も侮れません。
夫も言っていましたが、
受け取り方を間違えると、手にするお金が100万単位で変わってきます。
そして複雑すぎて、
このシミュレーションを60歳超えてできる自信がありません(笑)
集中力と、忍耐力、そして計算式を要するシミュレーションなので、
40代、50代のうちにやっておくべきだと思います。
そしてもうひとつ、
我が家はふたりともこういう話が好きなので、
『お金の話』という共通の話題があるのだな、
ということも再確認。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。