おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
ご存知ない方も多いかと思うのですが、
私はいま、ネットショップを運営しています。⇒こちら
このショップをやるにあたっては、
昔記事に書きました。
ショップをオープンさせて早1年半。
お陰様でボチボチやっております。
楽しいです。
『性別のない子供服店』なので、
BOYS/GIRLSというカテゴリーがありません。
そのせいで来店いただいている方も、
意識せずに寄っていただいている方もいらっしゃるかと思います。
私自身が、こういう、
性別による役割分担、的なものに疑問を感じ、
それもあってこういうお店を開いたので、
やっぱりそういう話題には目が留まってしまいます。
Twitterでこんな呟きを見ました。
『息子はピンクやかわいいものが大好き。
だからピンクやかわいいお洋服を着ていたら、
保育園で「男の子の服を着せてください。」と言われた。
なんで好きなものを着たらいけないの?』
この投稿によると、
保育士さんの言い分としては、
『回りの子たちが混乱するから』
だとか。
でもこういう声、
実はいろんなところであるんだろうなと思いまして、
ツラツラと考えてみようかなと。
私自身は、生まれ持った性別と心の性別に違和感はありませんでした。
でも、既存の『女の子らしい』の枠は窮屈だと感じました。
その枠に抵抗を感じたし、
そもそも枠にはまれる素質もなかった気がします。
とはいえ、子供として回りに馴染みたい気持ちや、
お友達の中で程よく目立ちたい気持ちも普通にあり、
なんかずっともがいていた気がします。
『回りの子供が混乱する。』
これはおそらく正確ではなくて、
混乱しているのは子供ではなく、保育士さんのほうではないかと。
きっと子供たちは、
例えばピンクやハートの服を着た男の子を見て、
「どうしてピンクを着ているの?
ピンクを着るのは女の子じゃないの?」
と純粋に聞くでしょう。
テレビやアニメ、本などのコンテンツは新旧入り混じっているので、
『色⇒性別』の概念を既に仕入れていると想像します。
それになんと答えていいかわからないという状態を、
『子供たちが混乱する』
と表現しているのだと、推測ですが。
自分でも何か新しい物、新しい概念に出会った時、
頭の中で『カテゴリー分け』していることがわかります。
既に自分の知っているものと近いものがないか、
あれば探して、それと同じカテゴリーに括ることで、
理解するとっかかりをつかみます。
子供も同じように、まずはカテゴリー分けして理解しているのだと思います。
『この絵の中にいるものを、グループに分けてみよう。』
というよくあるお題もそんな人の基本的な回路を
チェックしているんだと思います。
男の子は、強くて、青が好きで、
元気で、少し乱暴で、・・・
女の子は、おしとやかで、ピンクやハートが好きで、
おしゃべり好きで、・・・
このカテゴリー分けは、大人が作ったものです。
以前紹介したこの本にも書いてありましたが、
もうその既存のカテゴリー分けは、
アップデートする必要があるんじゃないかと、私も思うわけです。
以前『結婚とは』という話をしていた時にも、
長男はすんなりとこう言いました。
「男の人と結婚する男の人もいるよ。」
良いとか悪いとか、
正しいとか間違ってるとか、
それ以前にもう、
社会にはそういう既存のカテゴリーに当てはまらない人がたくさんいるわけで、
そういうのも『尊重』しましょう、ということになっていて、
だったら保育園のうちから、
教えてくれないとね~、っていう感じじゃないかと、
思うんですよね。
『男の子はピンクの服を着ない。』
と教わった子供たちが、
社会に出て急に、
『多様性を尊重しないとね!』
と言われて、
教わってもいないものを実践するんじゃ、
かわいそうじゃないかと。
きっとだから、こういう活動をする団体などが、
生まれるんですね。
そうだなぁ・・・
ピンクを着たい男の子が着れなくなったからと言って、
致命的なダメージを受けるとは限らないかもしれませんが、
せっかく何か持って生まれたギフトを、
クシャッと潰すことになったりしたら、
なんかもったいないじゃないですか。
みんな好きなようにして、
それぞれ自由に幸せになれたら、いいのにな、と思います。
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お忙しいところすみません。。
いつも応援ありがとうございます。
自分以上に頼りになる人、いますか?