おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
7歳と4歳の息子ふたりを育てています。
今日は7歳長男の話。
先日から、やっと再開された自治体のスイミングスクールに通っています。
本人も楽しみにしていました。
しかし、コロナ前に参加した回で彼はある【失敗】をしていました。
その時担当してくれた指導員の方が、
とても子供受けするようなタイプで、
元気で、コミカルで、子供なら夢中になるタイプでした。
素直な長男は一瞬で虜になり、
プール外にいた彼に丁寧に挨拶をし、
「素晴らしい!」と大げさに褒められていました。
そこで完璧に調子に乗るのは私の血(笑えない)
見ていてわかったんですがね~・・・(汗)
いい気になった長男は、
スイミングのクラス中に悪ふざけをし、
大好きだった先生に叱られ、
ペションペションに凹んでいました。
「もうスイミング行かない。
なんかもう飽きた。」
なんでも受け入れてくれると思った先生に叱られ、
がっかりした気持ちと、
そんなことをしてしまった自己嫌悪と後悔と、
いろいろ混じって長男がそう言ったころには
スイミングスクールは既に終了し、
そのままコロナで途絶えてしまいました。
でもやっぱり、スイミング自体は大好き。
今回「行く?」と聞いた時も、彼の答えは食い気味でした。
でもなぜか、当日現地へ行くまで、
前とは違うスイミングへ行くと思っていた模様。
着いた彼は少しソワソワ。
覚えているよね、そりゃ。
とても嫌な思いしたもんね。
私の血なんです。
私もね、これと全く同じタイプの失敗を、
それはそれは何度も何度も繰り返してきましたお調子者なんです。
すぐに調子に乗ってしまい、子供のころは叱られ、
大人になってからは相手の気持ちを害してしまい、
後悔したこと数え切れず。
一応学ぶんですが、いまだになくならないこの根深いお調子者気質。
はぁ~・・・
だから長男に掛けたい言葉がたくさんありました。
でもそれは、彼が失敗してそこから学ぶ機会であり権利であり、
私の息子だからと言って私と同じ対処法が正解な訳でもなく、
何も言わないと決めたのですが、
『言わない』って難しいですね。
言うよりも、よほど難しい。
叱られてしまった先生、大好きだったのに叱られてしまった先生が
やっぱり今回も長男クラスの担当でした。
先生にとったら覚えてもいないことかもしれません。
でもきっと長男の心臓は速くなっていると思いました。
ガラス越しに見ていると、
最初に先生に何か声をかけた長男。
そのあとは楽しそうに過ごしていました。
終わった後の帰り道、教えてくれました。
「今日ね、いちばんになった。
上手に待ってられるから、
いちばんの、みんなのお手本になったんだよ。」
水の中で順番に教えられた動作を繰り返す時、
先生は彼をいちばんにしたとか。
ほかの子は言うことを聞かずに水の中に入ったりふざけたりしたけど、
自分はしなかったと。
「そっか。すごいな。」
本当は、最初に先生になんと声をかけたのか、
すごく気になりました。
「こんにちは。」なのか、
「ありがとう。」なのか、
大した言葉ではないかもしれないけど、
すごく聞きたかったけど、
私からは聞かないことにしました。
なんとなくだけど、
私としてはそういうミクロなことではなく、
もっとマクロな抽象的なことを繰り返し伝えてあげれば、
あとは本人に任せたほうがいいんじゃないかなと。
『マクロな抽象的なこと』は例えば、
失敗したっていいんだということとか、
助けが必要ならママはいつだって味方であることとか、
あなたはあなたのままで存在するだけで素晴らしいということとか、
そういうことです。
でもやっぱり、特にこういう自分の身に覚えがあることは、
言わないのは難しいです。
つい言いたくなったり、
聞くように誘導したりしてしまいそうになりましたが、
今回はなんとか堪えました。
少なくとも長男は、次回のスイミングを楽しみにしているので、
今回の流れが彼の中で何かしらの体験になっているのだと思います。
成功体験も失敗体験も、たくさん重ねて欲しいです。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。