おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
6歳と3歳の息子ふたりを育てながら、共働きの日々について書いています。
以前にも書きましたが、最近子供たちと一緒に録画して見ている番組があります。
今回は、サンゴ礁の研究をする海洋冒険家夫婦のドキュメンタリーでした。
水深180mとかまで潜って、サンゴを観察したり、サンプルを取って来たり、
という活動。
途中、ひとりのダイバーが水深180mという深い海で
サメに襲われるという事故が起こってしまいます。
早く治療したいけど、
深い海から上がるためには、
減圧のために２時間以上かけないといけない。
ジリジリと焦る現場。
幸いにもダイバーは無事で、
とはいえ何十針も縫うケガであることは変わりなく、
現場の責任者であった海洋冒険家の夫婦は、
大きなショックを受けます。
準備が足りなかったと後悔します。
そしてそれ以来、海に潜るのが怖くなり、純粋に楽しめなくなったと言う妻。
しかしある日突然、ザトウクジラの群れに出会い、
子供たち（多分６歳ころ？）を連れて、
一緒にザトウクジラと泳ぎます。
海にも慣れている子供たちの手を引きながら、
ザトウクジラと長時間泳ぎ回った妻が、
船上に上がってこう言いました。
「ずっと夢だったんです、子供たちと一緒に、
ザトウクジラと泳ぐことが。
人生最良の日です。
大袈裟じゃなく。」
それを聞いて、反射的に自分に問いました。
私にとっての『人生最良の日』はいつだったか。
その時も、
それからしばらく考えても、
とにかく直近の、
楽しかった家族旅行の日が浮かびます。
キャンプに行って、カルシファーを呼び、ワイン飲みながら、
屋外で夫が焼いてくれる肉をほおばった時、
何度も言いました。
「ママしあわせ。
ママしあわせ。
ママしあわせ。」
その前、
伊豆の下田の海で、
磯遊びに興じた時間。
暑くもなく寒くもなく。
ベタベタしない綺麗な白い砂と、
大きな魚が泳いでいるのが見える海。
な～んにも考えずに、
「あ！カニ！そこっっ！
捕まえた～っっ！！！」
「きれいな貝柄だね～・・・」
どちらの時も、
ふと見るとキラキラした、ツヤツヤした子供たちが笑っていて、
何度も何度も、
噛み締めました。
『私は、幸せなのだな。』
これからも子供たちと、夫と、家族で、
いろんな場所に行くと思います。
そしてきっとそのたびに私はまた、
何度も何度も、奥歯で噛み締めるんでしょう。
自分が、幸せなんだと。
そしてそんな瞬間が、私の『人生最良の日』なのだと思います。
『私は、幸せなのだ。』その想いには、何が含まれているのか。
まぁまずは、元気にキラキラと輝く子供たち。
彼らを産み、育ててきたことに、納得感もあるし、
達成感もあるし、
まだまだ未来がある彼らも楽しみでワクワクします。
夫との関係も良好で、
全てを凌駕する彼の『素直さ』のお陰で、
今では『パートナー感』が感じられます。
ひとりじゃないなと。
戦友が、横にいるなと。
その上で、
『非日常』にいるからこその、
比較対象としての『自分の日常』を考え、
改めて、
今が自分にとって最善だと、
そう思えること、
それが『幸せ』なんだろうな。
普段ひとりで、仕事部屋で黙々と作業していると、
たまに何のために自分はこんなことをしているのか、
よくわからなくなる瞬間が来ます。
うまく行かないことがあると、
なぜうまく行かないかと考えてもわからないことが多いです。
ああ・・・
あれか・・・
一時飛べなくなった、
キキ、みたいな？
あれ？
違う？
魔女の宅急便ね。
しばしがむしゃらに飛ぶ練習をしてみて、
それでも飛べなければ一旦少し飛ぶことから離れてみて、
そして、飛ばなければいけない瞬間「ここぞ！」という時に、
飛べる。
みたいな？
キキがお友達の家に遊びに行くように、
家族旅行へ行って、
ふと仕事のことを忘れてカニや小魚を追いかけて、
火を起こし、
そんな時に頭に浮かんだりしました。
そうだよなぁ・・・
あれ以外に、私がやりたいことなんてないんだよね。
ひとつずつ、
できることをやろう。
・・・なんてのの先に、
いまがあるわけですよね。
うん。
あなたの『人生最良の日』は、いつですか？
それは、どんな日でしたか？
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。
