余った香水、余った思い出

 

おはようございます。みゆきです。

11歳と8歳の息子ふたりを育てています。

 

友人の家に遊びに行った時のこと。

元々会社の同僚で、

かわいくてスタイルが良くておしゃれで、

結構年が下の彼女。

 

「ねえさん、ねえさん」

 

と慕ってくれて、

一緒に働いていた時、

それぞれ彼氏ができたり別れたり、

彼女の恋愛話を聞くために会社の近くのカフェへ行ったり、

たくさん思い出がある彼女。

 

結婚して子供が生まれて、

赤ちゃんに会いに初めてお宅に行った時。

 

元々おしゃれな人だったので、

家がおしゃれなのは想定内。

 

し、しかし。

入った途端に香る、ちょっと『いい香り』

 

『芳香剤』ではなく『ルームフレグランス』的なやつ。

高そうな、香り。

 

ぬぬ・・・やりおる。

 

 

それ以来、我が家の『におい』について、

ずっと私の懸念事項だったのですよ。

 

自分の家のにおいって、慣れてしまっているだけで、

人が来たら絶対何かしらの『におい』を感じているはずなんです。

 

我が家の場合、それが決して『いいにおい』ではないはず。

 

もはやあまり人が来ることはないけど、

でもやっぱり気になる。

 

子供たちの靴も年々臭くなり、

最近はもはやチェックもしなくなってきた。

そして玄関に、

『ルームフレグランス』的な何かを置くスペースなんて、ない。

 

ディフューザーとか、そういうのがベストだけど、

あんなデコラティブなもの、絶対に誰かが倒す。

 

 

そしてそれとは別で、

なぜか私、香水をたくさん持っている。

なぜかと言うと、

↑の彼女と同じイベント会社で働いていた時、

私のメインのお客さんは旅行会社で、

私はとにかく、よく海外出張に行っていたのですよ。

 

1泊3日ひとりハワイ出張まで行ったのです。

ひとりでハワイ行きの飛行機乗ってる人なんて、

いないから!

『あの人何しに行くの?』って目で見られるから!!!

 

そう、免税店。

 

同僚にタバコを頼まれたりして

免税店には必ず行っていたのですが、

ある日香水を見つけまして。

 

いろんな香りをかいで、買う。

この香水ショッピングがね、

時間をつぶすのにちょうどよく楽しいということに気づいてしまったというか、

まんまと策略にハマったというか。

 

とにかく、体はひとつしかないのに、

5体分くらいの香水を所持していまして。

 

しかも買ったのなんてもう何年前???

ねえ、何年前?

 

数えるのも馬鹿らしくなるくらい昔だし、

いまは香水をつけるような生活でもなく、

ずっと引き出しに眠っていたのですよ。

 

香水として使うには古すぎて、

きっと香りは完全に劣化してしまっているはず。

捨てるか・・・?

 

 

そう、そのふたつの懸念が、

ガッチャンコ。

これ、ビジネス用語ね(笑)

 

 

精製水と無水エタノールという液体を

4:1の割合で混ぜて、

その中に香水をプシュプシュして、

ルームスプレー。

ちゃら~ん・・・

 

 

なんせ香水なので、

ドラッグストアで売ってるような芳香剤の香りではなく、

確かにちょっと良い感じ。

 

もちろんスプレーなので、

香りはあまり残らないけど、

お客さんが来るなら

来る直前にシュシュッとすればよいし、

ちょっとにおいが気になった時にシュシュッと。

 

 

そうそう、

知ってました?

 

おぼろげな記憶なんですけどね、

 

脳の中で、

においを感じる部位と、

記憶をつかさどる部位、

このふたつがね、近い場所にあるんですって。

 

だからね、

匂いと記憶は、強く結びつきやすい。

 

 

大昔のモラっぽい彼氏が、

「おれ、この香水が好き」

と言ったので、

その頃ずっとつけていた香水なんて、

 

嗅ぐだけで彼のモラっぽさが思い出されて、

いまだに顔がニヤニヤしてしまいます。

 

アイツはヤバかったな~(笑)

 

 

余ってる香水、ありますでしょ。

無水エタノールはね、ちょっと高い。

でも、一度買えばすごく持ちそうです。

 

 

#香水

 

#思い出

 

#免税店

 

 

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