おはようございます。ワーキングマザー・サバイバルのみゆきです。
息子ふたりを育てながら、現在はフリーランスで共働きをしております。
2018年に脱サラするまで、
外資系(イギリス/アメリカ系)企業で会社員をやっていました。
子供が生まれると、
昨今では小学校から英語の授業があるし、
バイリンガルだと何かと便利、というか、
そういう時代?
みたいな感じで、
子供の英語教育について考えさせられます。
私自身は、
高校まで横浜の公立学校へ行き、
アメリカの英語学校を経て、アメリカの州立大学へ進学しました。
3年ほどアメリカで暮らし、英語を覚えました。
その後はやはり、何かと有利なので、
外資系企業ばかりで働いてきました。
海外で仕事をしたことはないので、
仕事の英語は、日本にある海外の企業で覚えました。
外資系企業にもいろいろあると思いますが、
その会社の場合。
役員や上層部はほとんど外国人、
もしくは帰国子女、
もしくは英語を日本語と同レベルにしゃべれる日本人でした。
全社ミーティングや研修などはバイリンガルで、
常に通訳さんがいました。
日本語の出来ない外国人と、
英語の出来ない日本人は、
部屋の前のほうに置いてある
通訳のレシーバーを取りに行くことになります。
社内の書類や提出物、
公的なものを除いて、デフォルトが英語。
なので英語の読めない人は、
隣の席の英語がわかる人や、
通訳さんに無償で頼んで訳してもらうためのネットワークが必要でした。
全体的なところではどうなんでしょう。
第2言語で英語を話す人の、8割が女性。
これは私のこれまでの勤務企業内での肌感覚でしかありませんが。
これはきっと、『男たるもの』が何か邪魔をしているんじゃないかと、
ずっと思っていました。
英語が苦手な人は、社内では少し不便そうでした。
大事な書類や提出物が英語で、
クライアントも英語だったりして、
いちいち人に聞かないといけないんですからね。
私だってすっごい英語できるわけではないので、
よく帰国子女の人や
通訳の方に質問していましたが、
しかしですね、
私目線だと、そこには規則性がありました。
英語が苦手な女性:
「グーグル翻訳にかけてみたんだけど、これで合ってるか、だけ見てもらっても良い?ここはなんだかおかしいような気がするんだけど、ごめんね、忙しいのに。」
英語が苦手な男性:
「これなんて書いてあんのー?」
相手を自分のパソコンの前に呼び寄せ、
ひとつずつ翻訳させている風景、
よく見かけました。
入れ替わりの激しい、中途採用オンリーの会社の中で、
私は古株でした。
こういう男性には大体、
新しく入ったばかりの、英語のできる女性が、
親切に対応してあげます。
しかしそのうち、
回りからこんな声が出ます。
「せめて自分でグーグル翻訳かければwww?」
それにハッと気づく男性と、
そして、それまで親切に教えてあげていた女性。
良いのか悪いのか、
仕方ないのか微妙だなと思いますし、
当時も思いましたが、
そういう企業内で働くにおいて、
英語が得意は無条件に『強く』
英語が苦手は無条件に『弱い』
そういう空気でした。
みんな大人なので、あからさまに指摘したりはしませんが、
英語ができないとできない仕事がたくさんありましたから。
そして、そんな企業で私が注目した人は、
頑張って勉強して上達する中年男性。
しゃべれるようになるためには、
しゃべって失敗することが必要です。
40代以上の男性が、
何かできないことを人前でやり続けて、
女性に教えを請う(英語ができる女性が多いので必然だった)って、
結構ハードルが高いことだと思います。
でもね、少ないけど、いるんですよ。
大人だなー、賢いなー、って思いました。
そういう空気というか、社会的なものに、
敢えて抗うって知性だと思いました。
「あのさー、ひとつ聞いても良い?
こういう場合にさ、『possibly』ってどうやって使うの?」
「このさ、この『that』ってなんでこんなとこにあるの?」
とか、
質問も的確でピンポイントで、
既に自分で調べた跡もあるので、
少しの情報ですぐに覚えていきます。
何が言いたいかと言いますとね、
英語教育どうであれ、
覚える人は必要であれば、
何歳からでも覚えると思うのです。
きっと、
なんというか、
心の問題も大きいのではないかなと。
とはいえね、
最初からできていたらラクだろうとは思うので、
小さいうちから英語教育
というのにもある意味賛成です。
うちの子たちはちなみに、
たまに遊びに来る、外国人の姉のともだちに、
臆することなく日本語で話しかけたり、
知ってる英単語を言って褒めてもらったり、
抱っこをせがんだりしています。
言葉の違いは、いちばん大きな問題ではない。
ということを小さいうちに教えるのも、
いいのかな、なんて、
これは後付けですが。
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いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
本当は不安でたまりません。